並里「将来に向けて目標をもって歩んで欲しい」
琉球ゴールデンキングスは新型コロナウイルスの影響により経済的な影響を受けている学生を支援するべく、公益財団オリオンビール奨学財団へ寄付金を贈呈した。
この財団は、経済的な理由で修学が困難な学生等に対して、返済義務のない奨学金を給付する奨学事業を行っている。今回の琉球からの寄付金は沖縄県内の高校生の大学進学を支援する奨学金として活用される。
オリオンビール株式会社代表取締役社長の早瀬京鋳は以下のコメントを発表している。「オリオンビールのミッションは『人を、場を、世界を、笑顔に。』としており、キングスの『沖縄をもっと元気に!』の企業ミッションが重なり、沖縄の将来を担う若者をサポートできればと思います。今回は、小さな一歩ですが、未来に大きな差となる一歩だと思っています」
沖縄出身の並里成も自身の経験を踏まえ、このようなコメントを発表している。「自分も高校を卒業した時に、スラムダンク奨学金の第1期生としてアメリカへバスケットボール留学をしました。その当時は、将来もわからない中、素晴らしい経験や異国の学問に触れ、希望や目標を持つことができたことを覚えています。今の子ども達にも、このオリオン奨学財団の活動を知ってもらい、将来に向けて目標をもって歩んで欲しいと思います。また、沖縄県に住んでいる皆さんだからこそ、沖縄に恩返しをするために、挑戦できる時にはこのような取り組みを活用して欲しいと思っています」