ワシントンDCを訪れた王者ウォリアーズ、トランプ大統領ではなく子供たちと交流

2018/03/01
NBA&海外
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写真=Getty Images

スティーブ・カーは子供たちにとって『2Kの中の人』

NBAでは、前年のシーズンを優勝したチームが、首都ワシントンDCを訪問する際にアメリカ合衆国大統領とホワイトハウスで面会するのが慣例になっている。だが、2016-17シーズン王者のウォリアーズは、ドナルド・トランプ大統領との面会を渋った。ステフィン・カリーやケビン・デュラントが大統領に面会する意思がないことを示唆すると、トランプ大統領の方から「ウォリアーズを招待しない」とTwitterに投稿した。

これにより、ウォリアーズは2月28日にワシントンDCを訪問した際、ホワイトハウスではなく、国立アフリカン・アメリカン歴史文化博物館を訪れ、地元の子供たちと交流。メディアには非公開で行なわれた催しの様子を、ヘッドコーチのスティーブ・カーが明かした。

カーは、「チームの選手たちが子供たちと交流していた姿は素晴らしかった。美しい光景だったよ」とコメント。記者から「現役時代にブルズで活躍したカーのことを知っていた子供たちはいました?」と聞かれると、「彼らは私のことを知っていたよ。以前、『2K』で解説者をやっていた人としてね」と答え、笑いを誘った。

カーによれば、子供たちの中にはウォリアーズと2ウェイ契約を結んだクイン・クックを知っている少年もいたそうで「彼は私の隣にいて、自己紹介をしていた。でも、クックを見るなり、『クイン・クックだ!』と喜んで走って行ったよ。ステフやKD(ケビン・デュラント)らスーパースター以外の選手についても知っている男の子がいたのはうれしかった」と語った。

普段交流する機会が少ないワシントンDCの子供たちの前で優勝を報告し、鋭気を養ったウォリアーズは、同日ウィザーズに109-101で勝利。NBA全体がトランプ大統領の施策に否定的なため、今回のウォリアーズに限らず、現職が在任中はホワイトハウス訪問に代わる方法が取られるかもしれない。