「213cmで引き締まった意地悪なファイティングマシーン」
NBAは7月下旬からのシーズン再開に向けて協議を進めていて、選手たちも調整のペースを上げながら、リーグの正式な発表を待っている。
西カンファレンス3位のナゲッツを率いる指揮官マイケル・マローンは、選手のコンディショニングに不安を感じていない。特に、エースとしてチームを引っ張るニコラ・ヨキッチの意識の高さを称えていて、ラジオ番組『Hastings, Harris & Dover』に出演した際にこう語った。
「選手たちが練習しているのは知っている。ニコラ、それにジャマール(マレー)は懸命にやっているよ。コンディショニング維持という点において、非常に集中して取り組んでいる」
ヨキッチはシーズン序盤こそ不振に苦しんだが、年明けから約10kgの減量に成功するとスタッツ、パフォーマンスにも変化が現れ、今シーズンは平均20.2得点、10.2リバウンド、そしてセンターではリーグ1位となる6.9アシストという数字を残し、チームの躍進に貢献している。
『ジョーカー』の愛称で知られるヨキッチは高いレベルでコンディションを維持しているようで、マローンが「意地悪なファイティングマシーン」と称えるほどだ。
「ニコラはシーズンが中断される前に10kgくらい減量して、本当に素晴らしい状態だったけど、今もその状態を維持している。213cmで引き締まった意地悪なファイティングマシーンのコンディショニングに関する記事を見つけたとしても、私自身も目にしていることだから信頼できる話だよ」
シーズンがどういう形で再開されるかは未定だが、ナゲッツが西の争いを勝ち抜くにはヨキッチのベストパフォーマンスが欠かせない。