チャイニーズ・タイペイとの『決戦』に必勝を期すフリオ・ラマス「集中して落ち着いて、100%の力を発揮できるように」

2018/02/21
日本代表
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文=鈴木健一郎

「この12人を選んだ以上は、この12人がベスト」

明日、ワールドカップ1次予選の3試合目となるチャイニーズ・タイペイ戦を横浜国際プールで戦う日本代表。昨年11月のWindow1で連敗スタートとなった以上、この試合には絶対に勝利が必要となる。今日、前日練習後にヘッドコーチのフリオ・ラマスが取材に応じた。

今日12名の代表メンバーが発表されたが、そこに司令塔の富樫勇樹は含まれていない。その他、ベテランの竹内公輔やこの1年で主力に定着した馬場雄大もケガで代表から外れた。それでもラマスは「このチームで良いゲームができると期待している」と断言する。

「明日このチームで勝てるという思いがある。この12人を選んだ以上は、この12人がベスト。知ってのとおりケガ人が増えていて、中でも主力がケガで招集できないという事情はあるが、今呼べる選手でベストのチームを作った」

「我々にとってターニングポイントの試合になる。国際試合ではこういうケースは多いので、こういう試合をどう戦い、どう勝つか。集中して落ち着いて、100%の力を発揮できるように、我々の求めているレベルをコートで表現してほしい」

明日の試合会場となる横浜国際プールは満員となる見込み。「いつも会場を満員にして応援してくれるファンには感謝している。明日は絶対に勝つつもりで行くので期待してください」と指揮官はファンにメッセージを送った。

ギリギリで間に合った竹内譲次、デイビスと対決

ケガ人が多いチーム状況で、メンバー入りを果たしたのが竹内譲次だ。先週末の千葉ジェッツ戦は2試合ともに腰の痛みによりベンチから外れていた。「昨日がデッドラインでした。昨日の練習試合である程度プレーできたので。ギリギリだったのですが、間に合いました」

状態は完璧ではないが、コーチからは「10分でも出てもらえると助かる」と言われていたそうだ。インサイドは竹内公輔がケガで代表合宿にも参加していない状況、何とか譲次は間に合った。「この試合を落としたら終わりだと思っています。チーム全体に危機感があります」。その思いが、譲次を何とか代表チームに踏み留まらせたのだろう。

これまで何度も対戦してきたチャイニーズ・タイペイは勝手知ったる相手。最も警戒すべきは帰化選手のセンター、クインシー・デイビスだ。譲次は言う。「僕たちインサイド陣はクインシー・デイビスに対しての仕事を与えられているので、そこでどれだけハードワークできるか。公輔がいるいないは関係なく、チームのゲームプランを遂行したいと思います」

ともに2敗同士、4チーム中最下位の1チームだけが振り落とされる1次予選を生き残るため、経験豊富な竹内譲次が「落としたら終わり」と表現する『決戦』は明日19時半試合開始となる。