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勝敗が決した後はチームUSAのダンクショーに

2月16日に行なわれた『ライジング・スターズ・チャレンジ』は、アメリカ国外の出身選手により編成されたチームWORLDが23本もの3ポイントシュートを成功させ、155-124でチームUSAに圧勝。大会MVPには、7本の3ポイントシュート成功を含む26得点を記録したキングスのルーキー、ボグダン・ボグダノビッチが輝いた。

敗れたチームUSAだが、勝敗よりもインパクトが大事と言わんばかりに、第4クォーター序盤に勝敗が決した後は豪快なダンクショーで会場を沸かせた。

ダンクといえば、マーベリックスのルーキー、デニス・スミスJr.は外せない。ライジング・スターズ初出場で7得点4リバウンド6アシストを記録したスミスJr.にとっては、明日のスラムダンク・コンテストこそが見せ場。明日に向けて予行演習となるダンクを披露した。

しかし、第4クォーター終了間際、大技360°ワンハンドダンクを試みた際には、勢い余ってボールをバックボードに当ててしまい失敗。リムに強く打ちつけた右前腕が内出血するほどのダメージを受けたが、試合後には、スラムダンク・コンテストでのリベンジを誓った。

スミスJr.は「最後のダンクはやらない方が良かったね。でも、明日は全部決める」とコメント。スラムダンク・コンテストでは、同じくライジング・スターズに出場したジャズのドノバン・ミッチェルに加え、キャバリアーズのラリー・ナンスJr.、ペイサーズのビクター・オラディポと優勝を争う。身体能力では出場者中トップクラスのスミスJr.がどんな凄技を披露してくれるのか、明日のダンクコンテストでのパフォーマンスに注目したい。