写真=Getty Images
復帰時期は来シーズンのクリスマス前後の見込み
2月6日のバックス戦で左ひざ前十字靱帯の断裂という重傷を負ったクリスタプス・ポルジンギス。先日、手術が無事に成功して、退院する際の写真とともに本人がInstagramを更新。心配するファンにメッセージを送っている。
「病院から自宅に戻るところ。みんなの愛情とサポートにまずは感謝したい。これからはリハビリを頑張るつもり。一貫した努力、忍耐とハードワークで、以前より強くシャープな選手になって戻って来る」
ニックスは全治を9カ月から10カ月と見積もっている。つまり来シーズンも前半戦は出場できず、順調に進んでもクリスマス時期の復帰となる。
この手のケガは復帰はできてもパフォーマンスをどれだけ維持できるかが問われる。特に最初の2カ月のリハビリでどこまで回復できるかが重要で、その意味でもポルジンギス自身が復帰に向けて強い意志を持っているのだとしたら心強い。
ポルジンギスが離脱してニックスは3戦全敗。エースが欠けた単純な戦力ダウンだけでなく、チームの士気まで落ちてしまっている。ポルジンギスが復帰した時にどれぐらい魅力的なチームで迎え入れられるか。ニックスも厳しい戦いに挑むことになる。