グラント・ウィリアムズ

ウォーカーの提案に乗ったウィリアムズ

セルティックスのルーキー、グラント・ウィリアムズは生まれ故郷のノースカロライナ州シャーロットで中断期間を過ごしてきた。ただウィリアムズが過ごしているのは自分の家ではなくチームメートのケンバ・ウォーカーの家だ。

『Yahoo Sports』によれば、ウィリアムズは新型コロナウイルスの感染拡大で3月11日に2019-20シーズンが中断されたとき、どこでどう過ごそうか迷っていたという。そんなときに声をかけてくれたのがチームの先輩ケンバ・ウォーカーだった。

「ケンバが誘ってくれたんだ。僕は自宅に帰るか悩んでいた。帰ったとしても家を出入りすることになるし、練習場所が見つかるかも心配していた。別の場所で最低でも身体を動かそうかとも考えた。そしたらケンバが『居たいなら俺の家に居てもいいぞ』って言ってくれて、僕は彼の提案を受け入れた。ケンバには感謝しているよ」

ウィリアムズは中断期間中、トレーニングをするだけでなくボストンに住む子供たちのメンターを務めるなど忙しくしている。脳を活性化するためにトランプゲームも新しく覚えたと言う。

「ケンバがトランプが好きだから僕もトランプゲームを楽しんでいるよ。アシスタントゼネラルマネージャーのマイク・ザーレンが好きな『ドミニオン』というゲームも覚えた。パソコンやiPadでしょっちゅうプレーしている。勧められたゲームはなんでもプレーしているね」

中断期間中、セルティックスの選手たちはチームのケミストリーを維持しようとあらゆる手を尽くしているとウィリアムズは話した。

「セルティックスは選手の士気を高めようと素晴らしい仕事をしくれている。僕らはFaceTimeやZoomにログインして、みんなでテンションを上げながらアクティビティをこなすんだ。1日に複数回やることになっている。住んでる場所によって時間帯は違うけれどね。僕のグループはタッコ・フォール、カーセン・エドワーズ、ブラッド・ワナメイカー、シェミ・オジェレイがいる大所帯だ。しばらく前からこのグループでワークアウトを続けてきたんだ」