連覇のかかるゴードン、一昨年の覇者トンプソン
NBAオールスターは、レブロン・ジェームズがキャプテンを務める、『チーム・レブロン』とステフィン・カリーがキャプテンを務める、『チーム・ステフィン』の対戦となり、例年以上に注目を集めている。
そのオールスターに先立って行われるシューターの祭典『3ポイントコンテスト』に出場するメンバーが発表された。
エリック・ゴードン(ロケッツ)、クレイ・トンプソン(ウォリアーズ)、ポール・ジョージ(サンダー)、ブラッドリー・ビール(ウィザーズ)、カイル・ラウリー(ラプターズ)、ウェイン・エリントン(ヒート)、デビン・ブッカー(サンズ)、トバイアス・ハリス(クリッパーズ)の8人だ。
The #JBL3PT field at #StateFarmSaturday! @TheofficialEG10 *defending ?? @KlayThompson @RealDealBeal23 @Klow7 @Yg_Trece @DevinBook @WayneElli22 @tobias31 pic.twitter.com/nCIClaPZWQ
— 2018 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2018年2月2日
中でも注目すべきはゴードンの連覇の行方だろう。もしゴードンが今年も優勝するのであれば、直近では2007、2008年に達成したジェイソン・カポーノ以来の連覇となり、ラリー・バード(セルティックス)とクレイグ・ホッジス(ブルズ)が持つ3連覇への挑戦権が得られる。だが今シーズンのゴードンは3ポイントシュートの成功率が33.6%とそこまで高くなく、出場する8人の中で最低の数字となっており、連覇に黄色信号が灯っている。
優勝候補の筆頭は一昨年の覇者トンプソンだ。トンプソンは現在リーグトップとなる45.4%の3ポイントシュート成功率を記録し、成功数でも164本でリーグ2位の数字を残している。またこれまでに連覇以外で複数回優勝した選手はおらず、トンプソンが優勝すれば初となる。
3ポイントシュートの成功率ではジョージ(42.3%、リーグ19位タイ)、ハリス(40.9%、リーグ25位)と続き、成功数ではトンプソン(164本、2位)、エリントン(153本、4位)と続いている。
コンテストでは5カ所に設置されたラックから5投を放ち、計25投を制限時間以内に打つ。味方のパスを受けてのキャッチ&シュート、もしくは自らドリブルをしながらのシュートとなる試合とは勝手が違う。得点が2倍となるカラーボールの成否も勝敗を大きく左右する。
ゴードンの連覇、トンプソンの2回目の優勝と記録がかかる今回のコンテスト。誰が優勝するかを予想することもオールスターの楽しみの一つだ。