スコッティ・ピッペンにあこがれ自分のスタイルを築いたロバート・コビントン「彼以上のお手本はいない」

スコッティ・ピッペンにあこがれ自分のスタイルを築いたロバート・コビントン「彼以上のお手本はいない」

2020/04/28

ロバート・コビントン

「スコッティはチームを機能させた」

NETFLIXで配信中のドキュメンタリー番組『The Last Dance』は、ブルズに王朝をもたらしたマイケル・ジョーダンの1997-98シーズンを軸に、2度目のスリーピート達成に挑んだチームに迫った作品だ。

NBA史上最高の選手と評価されたジョーダンでも、一人でチームを優勝に導くことはできなかった。ラフでフィジカルなプレーが多く、『バッドボーイズ』と呼ばれたピストンズという強大な壁を崩し初優勝を成し遂げた1990-91シーズンに、ジョーダンはスコッティ・ピッペンらチームメートを生かす術を学んだ。

選手として適切な評価を得られていないと感じて不満を募らせたピッペンは、のちにブルズにトレードを要求するが、チームに復帰すると決めてからはそれまでのようにナンバー2としての役割に徹した。この姿勢をお手本にした現役選手こそ、ロケッツのロバート・コビントンだ。

『NBA TV』のQ&Aセッションに参加したコビントンは、「幼い頃に好きだった選手はスコッティ・ピッペンだ。彼が好きで背番号も33番にしている」と語った。

コビントンは3ポイントシュートとディフェンスに優れ、エースがやらない『汚れ仕事』も引き受ける頼れる選手だ。このプレースタイルもピッペンをお手本にしたと彼は言う。

「ピッペンは『汚れ仕事』や些細なプレーも何でもこなせる。史上最高の選手の一人だと思う。これまでも彼のような選手を尊敬してきたし、自分も彼のようにプレーしてきた。お手本にするなら、スコッティ・ピッペン以上の存在はいないよ。マイク(ジョーダン)も史上最高の一人だけれど、スコッティはチームを機能させた一人だ」

コビントンは206cmと決して大柄ではないが『超スモールボール・ラインナップ』という奇策を実行しているロケッツで、PJ・タッカーとともにフロントコートで奮闘している。チームの勝利のために与えられた役割をこなす姿もブルズ時代のピッペンに近い。

コビントンが語ったように1997-98シーズンのブルズは、ピッペンが欠場したシーズン序盤に苦戦を強いられ、チームを機能させていた彼の役割があらためて高く評価された。どの時代でも、やはりピッペンやコビントンのような選手は重宝される。

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