ブルズでのデビュー戦、19分の出場で14得点
1月13日にユナイテッド・センターで行なわれたピストンズ戦で、ブルズが待ち望んだ『新エース』候補がコートに帰ってきた。
昨年の2月に左ひざ前十字靭帯断裂という重傷を負ったザック・ラビーンが、11カ月ぶりに戦線復帰を果たした。19分の出場で3ポイントシュート4本中3本成功を含むフィールドゴール9本中5本を決め、14得点を記録。出場時間は制限されていたが、シュートまでの動きはスムーズで、ロングレンジ、ミッドレンジ、ドライブからのレイアップなど以前と変わらないキレのあるプレーを披露。自ら積極的にシュートも放ち、チーム、ファンに好印象を与えた。
"I want to put on for this city" – @ZachLaVine certainly did that tonight, with 14 points in just 19 minutes on his Bulls' debut! #BullsNation pic.twitter.com/ygw2BduM82
— Chicago Bulls (@chicagobulls) 2018年1月14日
復帰、そしてブルズでのデビューを勝利で飾ったラビーンは試合後、「いつだってチームの中心になりたいと思っていた。チーム、フランチャイズを背負う存在になりたいから、これからも努力する」と語った。
ブルズが昨年6月下旬に生え抜きのジミー・バトラーを放出してまでラビーンを獲得した理由は、これからのチームの顔になれると期待したためだ。チームの中心であることを自覚しているラビーンは、インタビューで「何を期待されているかは分かっている」とも語っている。
「これから前に進む上で対応しないといけないことだし、実力を示さないといけない。いつだろうとコートに立てば、力を証明する。そういう気持ちで前に進むつもりだ」
ラビーンは、デビュー戦にあたっての心境について「不安はなく、ただ気持ちが高ぶっていた」と振り返る。また「2万人を超えるファンの前でプレーできるなんて最高だ。チームメートも、コーチも、メディカルスタッフも、そして家族も自分を支えてくれている」と、続けた。
デビュー戦でファンに「もっと見たい」という印象を与えたラビーン。ようやくスタートラインに立ったブルズでの今後に期待したい。