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過去に手術を受けているだけに焦りは禁物

ウォリアーズのステフィン・カリーが、再び足首を痛めた。12月に捻挫した際には11試合を欠場したが、今回はそこまで深刻な状態ではないと見られている。それでも、カリーにしてみれば「またか」という精神状態になっても不思議ではない。ケガの再発による苛立ちについて、本人は『The Undefeated』に「フラストレーションレベルは1000」と語った。

カリーは過去に右足首の手術を受けている。それから今シーズンまで足首に問題を抱えることはなかったが、短期間で続けて捻挫したとなると、ウォリアーズも慎重にならざるを得ない。今回のケガは試合中に負ったものではなく、練習中に痛めたもの。それだけに、復帰時期が早かったのではないか、という意見が出てもおかしくない。

NBAのシーズンは、マラソンに喩えられるほど長く険しい。レギュラーシーズンの順位も重要かもしれないが、一番大事なのはプレーオフが始まる4月からの戦いだ。2連覇を狙うウォリアーズにとって、カリーは欠かせない戦力。焦らずにしっかりと治しつつ、さらなる再発が起こらないよう、対策を講じる必要がある。

カリー本人は、13日に敵地で行なわれるラプターズ戦での復帰を希望しているようだが、15日には宿敵キャバリアーズ戦も控えている。クリスマスゲームも欠場したカリーがキャブズ戦に出てくるのか、それともチームが大事を取って休ませるのか、その判断に注目したい。