文字通りのタフショットがズラリ
Bリーグは『B.LEAGUE 2019-20 Tough Shot of The Year』の投票を開催した。
各節で発表されている『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』の中から、B リーグ事務局及びカシオ計算機により選出された5つのタフショットから、一般投票によりベストタフショット賞を決定する。ノミネートされたのは以下の5つのプレーとなっている。
1.岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)
第2節 vs大阪エヴェッサ
最終クォーター残り2.8秒、3点ビハインドの琉球はラストポゼッションを岸本に託した。ハーフコートからのインバウンドパスを受けた岸本はシュートフェイクでディフェンスを2人かわすと、ステップバックで3ポイントラインまで下がりシュートを放った。これがブザーとともにネットを揺らす。負けが濃厚だった試合を延長に持ち込む、起死回生の一撃だった。
2.石井講祐(サンロッカーズ渋谷)
第7節 vsシーホース三河
残り12秒、1点ビハインドのSR渋谷はベンドラメ礼生がアタックスするも三河ディフェンスに阻まれてしまう。だが、ベンドラメはこぼれ球を自ら拾うと、3ポイントラインで待ち受ける石井にパスを送った。石井はポンプフェイクで一人をかわし、3ポイントシュートを放つ。試合終了のブザーと同時にボールはリングを通過し、チームは勝利。ボールを受けた時点で残りは4秒、石井の冷静さと勝負強さが光る珠玉のブザービーターだ。
3. 篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)
第10節 vs琉球ゴールデンキングス
岸本のアグレッシブなディフェンスに苦戦した篠山は、スクリーンがかからないと判断すると自らのアタックを選択。岸本を右肩で背負いながらも軸がブレることはなく、ファウルを受けながらレイアップを沈めた。追いかける展開が続いたが、ボーナススローも沈めて逆転に成功。チームに勢いを与えるプレーだった。
4.ジェームズ・サザランド(横浜ビー・コルセアーズ)
第18節 vs川崎ブレイブサンダース
同点で迎えた残り3.8秒、横浜はサザランドにボールを託す。すでに5本の3ポイントシュートを沈めていたサザランドは、3ポイントシュートを警戒するニック・ファジーカスをドライブで抜き去った。辻直人のヘルプ、ジョーダン・ヒースのブロックショットをかいくぐり、ダブルクラッチで放ったシュートはブザーとともにリングに吸い込まれる。サザランドのクラッチシュートにより、横浜は4年目にして初めて川崎を撃破した。
5.河村勇輝(三遠ネオフェニックス)
第19節 vs千葉ジェッツ
河村のBリーグデビュー戦。自陣でボールを受けた河村はそのままボールをプッシュし急加速すると、ディフェンス2人が待ち受けるリングへ臆さずにアタック。ステップで一人をかわした際に体勢を崩れながらも、ボールに回転をかけてシュートをねじ込んだ。高校生Bリーガーとしてデビューを果たし、わずか4分で初めてのフィールドゴールを成功させた。
投票方法はPC・スマートフォンでのWEB投票かTwitter・InstagramでのSNS投票による2つで、投票したい選手の指定ハッシュタグをつけて投票。WEB投票は1日1回、SNS投票は1アカウントあたり1日に1回投票が可能となっている。結果は、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」にて発表する。
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