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今のところはサンダーとの新契約が濃厚と見られるが……

今夏の移籍市場で最も注目すべき存在であるケビン・デュラントが、FA選手との交渉が解禁される7月1日から、ウォリアーズ、スパーズ、サンダーとの交渉の席に着くと『ESPN』が伝えた。

デュラントは以前、FA後の決断について「素晴らしい人たちに囲まれること、バスケットボールをする上で素晴らしい環境があること。それが僕にとって何よりも大事なことだし、気にすることだ。自分の人生を日々誰と過ごすのか、毎日誰とバスケットボールをプレーするか、ということさ」と語っている。

現時点ではサンダーとの1年契約が濃厚と見られている。サンダーは彼を納得させるだけの年俸を提示するだろうし、オクラホマシティの環境はもともと彼にフィットしている。そしてチームはカンファレンス決勝であのウォリアーズを土壇場まで追い込む大健闘を見せ、NBA優勝を狙えるレベルにあることを証明した。

サンダーがよほどアプローチを間違えなければ、新たな1年契約(2年目はデュラントが選択できるオプション付き)を結ぶことで決着しそうだ。しかし、一筋縄ではいかないのがFA市場である。話し合いの内容次第ではデュラントが考えを変える可能性もゼロではない。

ウォリアーズ、スパーズ以外にも、ヒート、ニックス、セルティックス、クリッパーズ、レイカーズもデュラント獲得に強い関心を寄せている、という情報もある。

デュラント獲得争奪戦開始まで、あと1週間を切った。