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クリスマスゲーム出場も苦にならず

以前『地球平面説』を唱えて科学者を困惑させ、プレーと同様に独特の感性の持ち主として知られるセルティックスのカイリー・アービング。その感覚は、アメリカにとって国民の休日でもあるクリスマスに関しても一緒のようだ。

今シーズンは、ウィザーズとホームで12月25日に行なわれるクリスマスゲームにセルティックスのエースとして出場する。年間82試合もある試合日程をこなすだけではなく、球団の行事にも参加することの多いNBA選手ならば、年に一度のクリスマスくらいは家族と一緒に過ごしたいと考える選手も少なくない。世界的には休日のクリスマスだが、アービングの感覚では「休みとは考えていない」という。

メディアからクリスマスゲームについて聞かれた際、アービングは「クリスマスを休日と考える必要はない。家族と一緒に過ごせれば幸せだけどね」とコメント。また、「25日にはウィザーズとレベルの高い対戦ができるし、多くのファンの前でプレーできる。試合後にはプレゼントを開けるさ。それでいいよ」と続けた。

キリスト教徒の多いアメリカでは、クリスマスは家族との時間を過ごすもの。カイリーの宗教観は分からないものの、やはり一般的なアメリカ国民の感覚では、12月25日は休日だ。こうした思考も、時に『アブノーマル』とも形容できるパフォーマンスを見せられる要因なのかもしれない。