「目標に最後までチャレンジすることが叶わなくなり悔しい」
Bリーグは、チャンピオンシップなどポストシーズンを含むすべての試合を今後は行わず、今シーズンを終了することを決断した。
千葉ジェッツは開幕当初こそ黒星が先行したが、試合を重ねるにつれケミストリーが向上して勝ち星を増やした。年明け以降は12勝2敗と好調で、チャンピオンシップに向けてチームは完成に近づきつつあった。
シーズン終了を受けて、大野篤史ヘッドコーチはクラブを通してコメントを発表している。
「まずはじめに、今シーズンここまでサポートしてくださったパートナーの皆さま、多くの声援を送って頂いたブースターの皆さま、ありがとうございました。新型コロナウイルスの影響で、シーズンは突然の幕切れとなってしまいましたが、序盤戦で苦しみながらもここまで戦ってくることが出来たのは皆さまの支えと声援があったからこそと、心から感謝しています」
「今回の最終決定に至るまでの中断期間も、選手達はリーグ優勝という大きな目標に向かってモチベーションを切らさず、不安が拭い切れない中でも本当にひたむきに練習に励んでくれていました。その努力の成果を、皆さまの前でお見せできなくなってしまったことは残念ですし、目指してきた目標に最後までチャレンジすることが叶わなくなり、選手達もとても悔しい思いをしています」
「試合を心待ちにしてくださっていた皆さんも、きっとやり場のない気持ちは同じだと思いますので、ぜひ来シーズンはこれまで以上に熱い声援を選手達に送って頂ければ幸いです。チームも、その声に応えるべく最高の準備をしていきます」
「最後に、日本国内だけでなく世界中を震撼させているこの新型コロナウイルスの猛威が一日も早く終息すること、また、皆さまが安全で健康な日々を送れることを祈っています。重ね重ねになりますが、今シーズンは本当にありがとうございました。またお会いできる日を、楽しみにしています」