シェーファー・アヴィ幸樹

「2021年に開催されることを信じ、気持ちを切り替える」

滋賀レイクスターズに所属するバスケットボール男子日本代表のシェーファー・アヴィ幸樹が、東京オリンピックの開催延期を受けて、クラブを通してコメントを発表した。

「東京オリンピックが当初の予定通り開催出来ないのは大変残念ではありますが、新型コロナウイルスの影響により世界が大変な状況に置かれている中、大会が『中止』ではなくて『延期』と決定されたことは良かったと思っています。オリンピックに出るというという目標自体は何も変わらないので、発表された2021年に開催されることを信じ、その大舞台で活躍ができるように気持ちを切り替えて頑張るつもりです」

現在22歳のシェーファーは、将来を待望された若手ビッグマンだ。ジョージア工科大学を休学して昨シーズンの途中からアルバルク東京でプレー。若手主体で挑んだ昨年のジョーンズカップでは全試合で先発を務めてメダル獲得に貢献し、ワールドカップのメンバーにも選ばれた。滋賀にレンタル移籍した今シーズンはプレータイムを伸ばし、滋賀のインサイドに欠かせない存在となっている。

先行きが不透明な状況はまだ続くが、若いシェーファーにとってはこの延期を成長のための時間と受け止め、トレーニングに励んでもらいたい。