写真=Getty Images

12月18日の永久欠番式典まであと1週間

レイカーズのレジェンド、コービー・ブライアントが2016年に現役を引退してから1年半が経過した。2016年4月13日にステイプルズセンターで行なわれたジャズとの現役ラストマッチで、ひたすら集められるボールを次々にリングに通し、60得点を記録したパフォーマンスは記憶に新しい。

引退後は映像作品の制作をメインに、あちこちを飛び回って忙しくしているブライアントだが、コートが恋しくなることもあるようだ。『Spectrum SportsNet』のインタビューで「レイカーズを引っ張る責任ある役割が恋しい」とコメント。また、「幼い頃から愛しているチームの伝統を基に、チームを立て直す役割も恋しいよ」とも語った。

まるで現役復帰を検討しているような台詞だが、本人は引退後の人生を楽しんでいる様子。ロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、カイル・クーズマといったフレッシュな若手のプレーを見ると、きっと身体が疼くのだろう。

来週18日にホームで行なわれるウォリアーズ戦では、コービーが現役時代に着けた8番と24番の永久欠番式典が執り行われる。彼の性格からして、王者に胸を借りるというチャレンジャー精神で挑むのではなく、格上が相手でも勝ちにいくマンバ・メンタリティを『ヤング・レイカーズ』に発揮してもらいたいと思っているはずだ。