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4日間で敵地3試合は「僕らにとって重要なテスト」

セルティックスは開幕から2連敗を喫したが、そこから16連勝。その後も着実に結果を出し、ここまで22勝4敗とNBA全30チームで勝率トップに立っている。キャバリアーズから加入したカイリー・アービングが中心なのは間違いないが、脇を固めるサブキャストが充実。2年目、ルーキーの若手も存分に実力を発揮し、チームは非常に良い状態にある。

だが、今日のスパーズ戦からピストンズ、ブルズと4日間で3試合のアウェーゲーム連戦が続く。これを「僕たちにとって重要なテストだ」と見なしているのがマーカス・スマートだ。彼は言う。「3試合ともホームアリーナで強いチームとの対戦になる。今の僕らが好調なだけに、倒そうと士気高く向かってくるはず。僕らはそれに対抗し、自分たちのやるべきことをやって打ち倒さなきゃいけない」

プレーオフに進出するだけなら、長いシーズンのどこかで気を抜いても構わない。だが、『東の強豪』であることに甘んじず、本当の意味でNBAチャンピオンを目指すのであれば、シーズンこの段階での捨てゲームはなしだ。

アル・ホーフォードも同じ意見だ。「みんなそのことは理解しているよ。サンアントニオはすごく難しい場所だから、まずはこの試合に集中しなければいけない。スパーズにはシーズン序盤に勝っているけど、あれはボストンでの試合だったし、あの時と比べるとスパーズはコンディションが良い。トニー・パーカーがいるだけで話は全然違ってくる」

それでも、警戒しすぎるのも問題だ。アル・ホーフォードは言う。「自分たちのプレーに集中することがすべてだ。特にシュートセレクションは僕たちの一番の武器であり続けなければいけない」

絶好調の今シーズン序盤を戦いながら、セルティックスの選手たちは『勝者のメンタリティ』を身に着けつつあるのかもしれない。それを証明するのがこのアウェー3連戦となる。