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「うまくやっていくために必要なことをする」

再建段階に突入したチームにとって、チーム内のゴタゴタだけは避けたいもの。だがブルズは、シーズン開幕前に中心選手2人の間に起こった騒動に振り回された。

練習中の言い合いから殴り合いの喧嘩に発展してしまったボビー・ポーティスとニコラ・ミロティッチは、それから犬猿の関係になってしまい、一時はポーティスが「自分かあいつかを選べ」と球団に迫ったとも言われている。しかし、騒動から1カ月以上が経過し、ようやくミロティッチも大人の対応を示した。

11月29日、喧嘩騒動後初めて取材に応じたミロティッチは、ポーティスの謝罪を受け入れたことを明かした。ミロティッチは、「ポーティスは同じチームでプレーしている仲間。もちろんチームのために戦っている。上手くやっていくために必要なことなら何でもする。彼の謝罪を受け入れたよ」と語った。

抜いた刀を収めたとはいえ、両者の間には今も緊張関係が燻っていると考えられなくもない。だがミロティッチは「これからもプロとして対応する」と語り、問題ないことをアピールした。

「プロとして9年の経験がある。自分は常に良いチームメートだし、誰に対しても常にプロフェッショナルとして接してきた。これからも変わらない。チームをサポートしたい気持ちがあるから今ここにいる。ポーティスもチームの一員であり、僕は彼をサポートする。彼と同じように、自分も拳を突き合わせてフィストバンプするさ」

28日のサンズ戦で騒動後初めてベンチに姿を見せたミロティッチは、早ければ今週中に復帰する可能性がある。