AAU時代に同じチームでプレー
ペリカンズのザイオン・ウィリアムソンは、2月14日にシカゴのユナイテッド・センターで行なわれたNBAライジングスターズに『チームUSA』の一員として出場し、14得点を記録した。試合も『チームUSA』がアメリカ以外の国出身者で構成された『ワールドチーム』に151-131で勝利した。
ザイオンは試合の感想を聞かれると、同じ1年目のジャ・モラント(グリズリーズ)の名前を挙げ、2人がかつてAAUのサウスカロライナ・ホーネッツというチームで一緒にプレーしていたというエピソードを語った。
「ジャが自分にハーフコートからロブを投げてくれた瞬間が印象に残っている。あの瞬間、中学3年の時を思い出した。ベンチに下がってからも、ホーネッツ時代のことを考えていたんだ。2人でこういう舞台に立つ未来が待っているなんて考えたことすらなかったからね」
第2クォーターには、ザイオンのダンクによりバックコートが傾くハプニングも見られた。そのことを問われると「全く気がつかなかったよ」と笑顔で答えた。
「ハーフタイムにチームメートからも言われたけれど、どのダンクでそうなったのか分からないし、自分じゃないと思うよ(笑)」
ザイオンもモラントも、今後のNBAを背負うだけの逸材で、周囲の期待を上回るパフォーマンスをルーキーイヤーから披露している。もし来年揃ってオールスターゲームの舞台に立てたら、2人にとって最高の夢が実現することになる。