前日の課題を修正した千葉ジェッツ、バランスの良い攻めを貫き名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利
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前日の課題を修正した千葉ジェッツ、バランスの良い攻めを貫き名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利

2020/02/10

千葉ジェッツ

5選手が2桁得点を記録するバランスの良さ

千葉ジェッツvs名古屋ダイヤモンドドルフィンズの第2戦。

千葉は試合開始直前に原修太が腰の痛みを訴え、欠場するアクシデントが発生。それでも、5選手が2桁得点を記録するなどバランスの良いオフェンスを見せ、87-83で勝利した。

立ち上がり、昨日の試合で19得点を挙げた安藤周人が積極的にオフェンスを組み立て、自らも積極的にシュートを放ったが、千葉のハードなディフェンスの前に得点が伸びない。

対する千葉は最初こそボールが動かずに個の力で攻める場面が目立ったが、徐々にボールが動き始めると、得意のピック&ロールからの得点が炸裂する。ズレを作ると、マイケル・パーカーがインサイドで得点を量産し、外からは田口成浩や小野龍猛がチームを勢いづける3ポイントシュートを沈め、45-39とリードして前半を折り返した。

このまま千葉のペースで進むかと思われたが、千葉は後半開始3分でチームファウルが5つに到達。その後、フリースローを与え、速攻を何度も許し、第3クォーター終盤に2点差まで迫られた。それでも、この試合で15得点を挙げた富樫勇樹が個で打開し、悪い流れを経ち切った。

そして、名古屋Dの梶山信吾ヘッドコーチが試合後に「『我慢しよう』という、チーム全体で共有したことができませんでした。そこが敗因だと思います」と振り返ったように、ジャッジに対してフラストレーションを溜めたジャスティン・バーレルが2回目のテクニカルファウルをコールされ、第3クォーター残り21秒で退場となるなど、メンタル面の精神的な脆さを露呈した。

その後、内外バランスの良いオフェンスで名古屋Dのゾーンディフェンスを攻略すると、田口の3ポイントシュートで点差を2桁に乗せた千葉がそのまま逃げ切った。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

速攻のディフェンスが課題に

勝利した千葉の大野篤史ヘッドコーチは「昨日の反省点であったオフェンスをしっかりと修正できたので、勝つことができました」と振り返った。

「昨日は狭くて人が多い中でピック&ロールをしてしまいました。今日はコートを広く使うためにボールをプッシュすること、コーナーのサイドtoサイドをしっかり意識してプレーすることを伝えました」

オフェンス面での課題は修正できたが、ファストブレイクポイントで6-23と大きく相手に上回られた。「昨日もファストブレイクポイントが多くて、今日はそこを止めようとしました。しかしまだアジャストすることができずにポイントをたくさん与えてしまったので、そこを修正してきたいです」と、ディフェンス面で課題を残した。

千葉ジェッツ

「今日は気持ちを切らさずにできました」

1ポゼッションを争う場面での積極的なアタックでリードを広げる活躍を見せた富樫は「今日は気持ちを切らさずにできました」と、試合を振り返った。

「昨日は追いつかれた場面でディフェンスもオフェンスも辞めてしまって、10点差ぐらい離された場面がありました。今日は向こうの流れの時間帯もチームで我慢して、自分たちで戻そうと努力できたことが良かったです」

そして、この試合での収穫をこう語った。「急なアクシデントで原選手が出られなくなりましたが、今日は2クォーターの龍猛さんの3ポイントが大きかったです。こうやって誰かの穴を他の選手がステップアップして埋めていくことで、チームとしても助け合ってやっていきたいと思います」

千葉は昨日の敗戦で連勝が10でストップしたが、それを引きずることなく前日のリベンジを果たした。何度も名古屋Dの粘りに遭う中で勝ち切ったように、連敗しなかったところに千葉の強さを感じる一戦となった。

2月9日のB1 9試合の結果

滋賀83-67三遠
京都68-85SR渋谷
島根82-93新潟
琉球60-74富山
北海道92-100三河
宇都宮76-67川崎
千葉87-83名古屋D
A東京95-60横浜
大阪64-88秋田

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