バスケ女子日本代表のオリンピック予選初戦、『本橋タイム』でスウェーデンに貫録勝ち

バスケ女子日本代表のオリンピック予選初戦、『本橋タイム』でスウェーデンに貫録勝ち

2020/02/07

女子日本代表

本来の力を発揮し、後半を50-34と圧倒

東京オリンピック予選大会(OQT)の初戦に臨んだ女子日本代表はスウェーデンと対戦。髙田真希がぎっくり腰で出場できないアクシデントに見舞われるも、後半に本橋菜子の活躍から流れをつかみ、75-54で勝利を収めた。

日本代表の先発は本橋菜子、赤穂ひまわり、馬瓜エブリン、長岡萌映子、渡嘉敷来夢の5人。

本橋からのパスを受けた渡嘉敷がゴール下を決めて幸先良く先制した日本だが、その後は3ポイントシュートが入らず、ターンオーバーもかさみビハインドの展開が続く。

吉田亜沙美を投入するも、パスが合わず連続ターンオーバーとなり、シューターの林咲希も3ポイントシュートに当たりが来ない。さらに大﨑佑圭を送り出すも、オフェンスで違いを生み出すことはできなかった。

オリンピック出場へ闘志を燃やすスウェーデンのパワフルなドライブを止められず、プルアップを高確率で決められた。渡嘉敷が8得点を挙げるも他が続かない。それでも守備では高い強度を保ち大崩れはせず、10-12で第1クォーターを終えた。

第2クォーターに入っても拮抗した展開が続く。馬瓜の強気なアタックや長岡のフィジカルを生かしたオフェンスリバウンド参加など良いプレーも見られたが、日本は3ポイントシュートが全く入らず流れをつかめない。

第1クォーターと同様に、連続でターンオーバーを誘発するなどディフェンスで我慢したが、日本の生命線である外角と速攻が出ずに1ポゼッション差で試合は推移。それでも、残り3分に投入された町田瑠唯がボールをプッシュし、アウトナンバーとなった長岡がチーム15本目にして初となる3ポイントシュートを成功させ、25-20とリードして前半を終えた。

女子日本代表

日本に勢いをもたらした『本橋タイム』

後半になって、ようやく日本が流れをつかむ。きっかけは本橋の躍動だった。序盤はスウェーデンの高さを意識しすぎてフィニッシュが決まらなかったが、高さにアジャストした本橋はスピードのミスマッチを突き、チェンジオブペースから3連続でレイアップを沈めた。さらにショットクロックわずかな場面でボールを託されると、ステップバックからの3ポイントシュートも決める活躍でリードを広げた。

この本橋の活躍に引っ張られるように動きが良くなった日本は、アーリーオフェンスから本川紗奈生が3ポイントシュートを沈めるなど、本来の実力を発揮。徐々に集中力が低下していたスウェーデンを尻目に、堅守速攻を体現して2桁以上のリードを奪った。

最終クォーターに入っても流れを維持した日本は、素早いボール回しからノーマークを作り出し、アウトサイドシュートを確実に沈めてリードを広げた。そして残り6分44秒、ゲームハイの21得点を挙げた渡嘉敷のレイアップが決まり、点差を20の大台に乗せたところで勝利を決定付けた。セカンドユニットに代えても勢いは衰えず、町田の3点プレーとなるバスケット・カウントで締め、75-54で勝利した。

渡嘉敷が21得点12リバウンド3ブロックと大黒柱の働きを見せ、チームに勢いをもたらした本橋が18得点を記録。全体的に3ポイントシュートに当たりが来ない中、7本中4本の3ポイントシュートを沈めた本川が16得点と続いた。

2桁得点は3人のみと得点に偏りが見られたが、長岡や赤穂、そして大崎などオフェンスが低調であってもディフェンスでの貢献度が高かったからこそ、スウェーデンをわずか54得点に封じることができた。

前半は3ポイントシュートが15本中1本のみの成功で苦戦したが、終わってみれば20点差の大勝を収めた日本。次戦は8日の26時5分(日本時間)にベルギーと対戦する。

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