コービー・ブライアント

「彼から尊敬されるような選手になりたかった」

1月26日、NBAのレジェンド、コービー・ブライアントがロサンゼルス郊外のカラバサスで起きたヘリコプター墜落事故により死亡した。事故を起こしたヘリコプターには、コービーの次女ジアンナも同乗しており、同じく亡くなった。

NBAファミリーはコービーの死を悼み、この日試合があった全チームが黙祷を捧げるなど、レジェンドの訃報に心を痛めた。昨シーズン終了後に引退したドウェイン・ウェイドも、ソーシャルメディアを通じてコメントを寄せている。

大きく深呼吸したウェイドは「今日は僕の人生で最も悲しい1日に入る。まるで悪夢を見ているようだ」と語り、涙を堪えながら話し続けた。

「偉大なリーダーであり、偉大なチャンピオン。彼を知っている人なら、彼以上の人物がいないことが分かるはずだ」

「自分がNBAでプレーするようになった時から、彼を目標にして追いかけた。彼から尊敬されるような選手になりたかった。コービー、ありがとう。素晴らしい時間を共有させてもらった。あなたがいなくて寂しいよ。今後ずっとこの悲しい気持ちはなくならない。あなたはレジェンドで、アイコンで、父でもあり、夫でもあり、兄弟のような友人でもある。僕の友人でいてくれてありがとう。愛しているよ、ブラザー」

ウェイドとコービーは現役時代からお互いを認め合い、アメリカ代表としてもともに2008年の北京オリンピックに出場し、金メダルを獲得した。