『友情の尻パンチ』のつもりが退場になり、納得がいかないトリスタン・トンプソン「誤解があった」
NBA&海外

『友情の尻パンチ』のつもりが退場になり、納得がいかないトリスタン・トンプソン「誤解があった」

2020/01/19

トリスタン・トンプソン

2度目のテクニカルファウルで退場、チームは敗れる

グリズリーズvsキャバリアーズ、第3クォーター残り2分に『事件』は起こった。トリスタン・トンプソンの1本目のフリースローが決まり、73-85とキャブズがビハインドを12点に縮めた場面、トンプソンはいつものルーティーンでチームメートとタッチをかわし、その流れで自分の目の前を横切って行くジェイ・クラウダーの尻を叩いた。

ところがここでレフェリーが笛を吹く。2度目のテクニカルファウルがコールされ、トンプソンは退場になってしまった。抗議するトンプソンはチームメートに促され、ロッカールームに戻っている。しかし、彼が納得したわけではない。

109-113で接戦を落とした試合後、トンプソンはこのシーンについて「誤解があったと思う。僕たちが以前にチームメートだったことを審判は忘れていたようだ」と説明する。友人同士の間で行われるボディランゲージというわけだ。だが審判はそうは見なかった。

もう一人の当事者であるクラウダーは2017年夏にキャブズに加入。トンプソンとともにスタメンとして半年間プレーしたが、シーズン途中にトレードされている。彼はこの件について多くを語らなかったが、「吠えるだけで噛みつかない男さ」とだけコメント。トンプソンが言うような友情は感じていないようだ。少なくとも、試合中はお互いを敵とみなして激しくやり合っていた。そのテンションが強かったクラウダーと、切り替えていたトンプソンには食い違いがあったようだ。

伏線としては、第1クォーターの終盤、リングにアタックするクラウダーと止めに入ったトンプソンが激しく接触。コート上に倒れたトンプソンをまたいだクラウダーと、それを手で押しのけたトンプソンが言い合いになり、いずれもテクニカルファウルを受けている。トンプソンは「ネガティブなものじゃなかった。あれがダメなら元チームメートと会話してはいけないということになる」と釈明する。

今シーズンはもうキャブズとグリズリーズの対戦は予定されていないが、次に両者が顔を合わせた時にそこに友情はあるのかどうかは注目のポイントになりそうだ。

RECOMMEND