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『トライアングル・オフェンス』は制限が多く窮屈だった

キャバリアーズで本来の攻撃的なプレーを取り戻しつつあるデリック・ローズ。昨シーズン所属したニックスでのプレーとは雲泥の差があるように見えるが、本人もその違いを実感している。

ローズは『New York Post』に対し「キャブズでは好きなようにプレーできる。ニューヨークではできなかったことだね。至って単純な理由さ。そのおかげで良い方向に転じられたんだ」と語った。

ローズは、ニックス前球団社長のフィル・ジャクソンが半ば強引に導入を決めた『トライアングル・オフェンス』を批判。「自由がなかった」と振り返っている。

キャブズでは、ヘッドコーチのタロン・ルー、チームメートがローズの長所を生かそうとしてくれていると言う。また、キャブズのアップテンポなスタイルを楽しめているようで、ローズは「昨シーズンもこういう感じでプレーしたかったんだよ。でも、ニックスでは絶対に起こらなかったことだから」と話している。

左足首の捻挫により直近3試合を欠場しているローズだが、コート上で躍動する姿からも、モチベーションが高いことがうかがえる。キャブズで『水を得た魚』のようにプレーするローズの復活に期待したい。