カーメロはシーズンハイの28得点
ブレイザーズは1月7日のラプターズ戦、残り3.3秒でカーメロ・アンソニーが逆転のプルアップジャンパーを決め、101-99で勝利した。カーメロはシュート17本中10本を成功させるなど28得点7リバウンド2スティールと大活躍を見せた。
試合は開始からラプターズのペースで進み、第3クォーター途中で点差は最大14点まで開いた。第4クォーター残り8分20秒、ラプターズのクリス・ブーシェイが7連続得点を挙げ点差が12点となった時点で勝敗は半ば決したかに思われた。
しかし、ここからカーメロとデイミアン・リラードが反撃の狼煙を挙げる。残り5分を切ってから2人で13点を奪い、残り38秒、ハッサン・ホワイトサイドの3ポイントシュートで99-99の同点に追いつく。エースのリラードは第4クォオーターまでシュートを7本中2本しか決められなかったが、ゴールから離れた場所でスクリーンをセットする作戦が功を奏した。
CARMELO ANTHONY WINS IT FOR PORTLAND!
Final in Toronto:@trailblazers 101@Raptors 99 pic.twitter.com/IQnPYbVugB
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シーズンハイの28得点を挙げたカーメロは、勝利を決定づけるジャンプシュートについて「パスをもらった後、ディフェンスが右サイドを切ってきたのが見えた。左サイドがガラ空きで、得意のポジションに入ることができた」と話した。カーメロは10年前ナゲッツに所属していた時にも同じラプターズを相手に、同じ場所から決勝ジャンプシュートを決めている。
昨シーズンの王者を相手に敵地で貴重な勝利を拾ったブレイザーズは16勝目を挙げ、連敗を4でストップ。プレーオフ圏内にいる8位のスパーズとの差は0.5となった。
Melo game-winner against Raptors: 2010 vs. 2020
Still clutch 10 years later ? pic.twitter.com/MkqUozgbbQ
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