写真=Getty Images

エンビードとの2メンゲームは超強力

昨シーズンのドラフト全体1位指名選手のベン・シモンズは、1年間をケガとの戦いに費やしたが、今シーズン開幕から期待を裏切らないパフォーマンスを見せている。

開幕戦から3試合連続で得点とリバウンドのダブル・ダブルを記録。4戦目となるピストンズ戦では21得点12リバウンド10アシストでトリプル・ダブル。デビュー4試合以内にトリプル・ダブルを記録したのはオスカー・ロバートソン、ハンボーン・ウィリアムズに続きNBA3人目。ウィリアムズがこの記録を作ったのは1967年だから、実に50年ぶりの記録となる。

スタッツには表れないディフェンスも安定しており、シモンズがコート上にいる時間帯の76ERSは攻守に安定している。ジョエル・エンビードとの2メンゲームは強力で、今後の伸びしろも大いに期待できる。シモンズのトリプル・ダブルに加えエンビードの30得点もあり、チームは97-86で初勝利を挙げた。

チームとしてはまだ課題も多いが、まずは1勝。目標とするプレーオフ進出に向けて一歩を踏み出した。