レブロン・ジェームズ

惜しい敗戦にレブロンは「ツキがないこともある」

12月17日、レイカーズは敵地でペイサーズと対戦、試合は終盤までもつれたが、残り40秒を切ってからマルコム・ブログドンにクラッチレイアップを決められ、102-105で敗れた。レイカーズのロードでの連勝は14でストップした。

この試合、15日のホークス戦で右足首を捻挫したアンソニー・デイビスが今シーズン2度目の欠場。欠場は試合当日の判断だったようで、チームは大事を取って欠場させたと推測される。

レイカーズは前半のほとんどの時間でリードしていたが、後半は逆の展開となった。第4クォーター中盤に連続9得点を奪い95-91と逆転したのも束の間、残り2分20秒でペイサーズのブログドンにシュートを決められ同点に。ブログドンにハワードがかわされてレイアップを決められて102-104となっての残り11.7秒、レブロン・ジェームズのステップバックスリーがリングに弾かれ、終了間際のラジョン・ロンドの3ポイントシュートも決まらず試合は終了した。

欠場したデイビスの代わりにジャレッド・ダドリーが先発を務めたが、デイビスの穴を埋める活躍を見せたのはドワイト・ハワードだ。ハワードは20得点6リバウンド2ブロック、フィールドゴール成功率は100%だった。レブロンは20得点9リバウンド9アシストと、トリプル・ダブルに近いパフォーマンスを見せたが、後半は7得点と失速し、ターンオーバーを5回も記録した。

レブロンは試合後のインタビューで「連勝中、負けていようが勝っていようが僕らは冷静にプレーしてゲームを作ってこれたし、今夜もそれができた。でもツキがないこともある」とコメントした。

レイカーズは接戦を落としたが、デイビス不在でも最後まで粘り強く戦う姿を見せており、レブロンが言うように、この負けは「ツキ」で片づけられるものかもしれない。

レイカーズの真価が問われるのは、次の試合、19日のバックス戦だろう。カンファレンス首位同士の大一番にデイビスが戻ってこられるかにも注目したい。