『常勝軍団』となったウォリアーズだが、クレイ・トンプソンはさらなる高みを目指す「1990年代のブルズのようになりたい」

2017/10/10
NBA&海外
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写真=Getty Images

目標は『スリー・ピート』を8年で2回達成したブルズ

ここ3年で2回の優勝を達成したウォリアーズ。その中心選手であるクレイ・トンプソンは、現在のチーム力に揺るぎない自信を持っており、まだこの先も長くタイトルを勝ち取ることが可能だと考えている。いずれ伝説のチームになるであろうウォリアーズが目指す姿は、1990年代に3連覇を2回やってのけたマイケル・ジョーダンが中心のブルズだ。

トンプソンは『ESPN』とのインタビューで、今後の目標について語った。

「当時のブルズは、確か8年で6回優勝したんだっけ? 今の僕たちはそれに近いチームだと思う。もちろん、まだまだ長い道のりだけど、90年代のブルズファンのような熱狂がウチのファンから見られるような気がするんだ。当時は、ブルズの試合こそ必見の試合だった。今はウォリアーズの試合が同じように受け止められているよね」

「もちろん、この状況を当然だと考えているわけじゃない。ただ、今の状況に身を置くことができてうれしいと感じている。僕たちの試合でチケットが完売にならないのは珍しい。これは本当に特別なことで、選手冥利に尽きるよ。だから当時のブルズに近づいていると思っているんだ。まだまだ彼らと同じレベルにはいない。でも、僕たちはNBAファンの記憶にずっと残る王朝を築きたい」

3連覇を果たしていない以上、90年代のブルズとの比較は気が早過ぎる。だが、ステフィン・カリー、ケビン・デュラント、ドレイモンド・グリーンといった全盛期のスター選手が集結しているのだから、トンプソンの気持ちも分からなくはない。まずは今シーズンも優勝して2連覇を果たすことができれば、80年代のセルティックスやレイカーズに近づける。そして来シーズンも頂点に立ち『スリー・ピート』を達成できれば、ようやく90年代のブルズの背中が見えてくるというもの。

現状に甘んじることなく、伝説のチームを目標にし続けることで、ウォリアーズはさらに進化を遂げられる。トンプソンは、そう信じている。