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コート上でもジャズの窮地を救う働きに期待

今夏ジャズと契約した守備職人のタボ・セフォローシャが、ラフティング中に溺れた女性の命を救っていたことが分かった。

『The Salt Lake Tribune』によれば、先日セフォローシャが家族とユタ州のプロボ川でラフティングを楽しんでいた際、同じくラフティングをしていた女性が川の急流に巻き込まれ、溺れかけていたところをセフォローシャが助けた。

この女性は友人の女性とラフティングを楽しんでいたのだが、川の流れが速く、乗っていたゴムボートから水中に落下。ライフベストを着用していたが、水中に沈んだ際にベストが頭上にずれてしまい機能を果たさなかったという。友人の女性が助けようとしたものの、自身も溺れてしまうことを考えて怯み、周囲に助けを求めた。それに応えたのがセフォローシャで、川を上って現れると女性を抱え、自分のゴムボートに乗せた。

セフォローシャは、この件について取材を受けても「自分は誰の命も救っていない」と謙遜したが、助けられた女性の友人は、『The Salt Lake Tribune』に「彼女の命を救ったのは、間違いなく彼」と答えた。

本人が否定しようと、この勇気ある行動は称えられて当然。シーズン開幕前に善行が明らかになり、ソルトレイクでのセフォローシャ人気は急上昇しているはずだ。本職のコートでも、ジャズの窮地を救うプレーに期待したい。