去就に悩んでいたドウェイン・ウェイドにキャバリアーズ移籍を決断させた息子の言葉「パパ、4つ目のリングを取ってきて」

2017/10/01
NBA&海外
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写真=Getty Images

『盟友』レブロン・ジェームズとNBA優勝に向け邁進

決断を下すということは、何かをあきらめるということ。ドウェイン・ウェイドはキャバリアーズへの移籍を決断したことで、2つのことをあきらめた。一つは愛する家族との時間。『AP』の取材に対しウェイドは、「今回のように大きな決断を下す時、自分は妻のガブリエル・ウニオン・ウェイド、そして長男のザイール・ウェイドの意見を聞くようにしている」と語った。

「ザイールと妻がどう考えているかを聞く。今回の件ではザイールにこう言われた。『パパ、僕はもっとパパに近くにいてもらいたい。でも、4つ目のリングを取りにいってほしい』とね」

ウェイドの自宅はマイアミにある。子供たちは現在サウスフロリダの学校に通っているが、キャブズと契約したウェイドはクリーブランドで生活しなければならない。アメリカのプロアスリートにとって、家族の存在は重要だ。シーズン中は練習場と試合会場の往復、遠征を繰り返すNBA選手にとって、束の間のオフには家族との時間が安らぎと新たなモチベーションを与えてくれる。ただ、何としても4回目の優勝を達成したいウェイドは、『盟友』レブロン・ジェームズと再び手を取り合うことを決めた。それを後押してくれたのが、他の誰でもない長男だった。

Some after workout fun today with the boys Zaire Wade & @enew13

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そしてもう一つあきらめたのは、古巣ヒートへの復帰だ。今回はタイミングを逸したが、ウェイドは将来的にヒートの選手として引退する希望を明かしている。「マイアミにあるドアには、鍵がかかっていない」とウェイドは表現する。

「それがいつになるかは分からないが、引退する時は、ヒートのジャージーを着たい。ヒートでプレーするのか、それともポール・ピアースのように1日限定の契約になるかは分からないけど、この世界に入った場所から、最後は去りたいんだ」

ウェイドはブルズとの契約最終年をバイアウトした後、一度はヒートへの復帰を検討した。しかし、昨シーズン後半戦から猛チャージを見せ30勝11敗を記録したチームの主力が残留し、自分と同じシューティングガードの選手が揃っているため、復帰しないことがヒートにとってのベターだと判断した。

すべては4回目の優勝のため。決して簡単ではない目標達成に向け、ウェイドは大きな決断を下した。

8-30-2014 #happyanniversary #TheWades

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