アメリカのIMGアカデミーでバスケに励む太原絵葉「目標はNCAAに行くこと」

アメリカのIMGアカデミーでバスケに励む太原絵葉「目標はNCAAに行くこと」

2019/12/17

太原絵葉

太原絵葉はアメリカ人の父と日本人の母を持ち、ニューヨークで生まれ育った16歳。現在はフロリダのIMGアカデミーでバスケットに励むとともに、U16日本代表にも加わっている。アメリカのプロアスリート養成機関であるIMGアカデミーで急ピッチで成長する太原に、IMGに入ったきっかけや、将来の夢について語ってもらった。

IMGに入ったきっかけはコーチからのスカウト

──まずは自己紹介からお願いします。

太原絵葉です。身長は185cmでポジションはガードとフォワードです。ニューヨークのブルックリン出身で、IMGアカデミーには高校1年の時に入って、今は高校2年生の16歳です。父はニューヨーク出身で、母は日本の神戸出身です。母方の両親や家族は神戸にいます。

──バスケットを始めたきっかけを教えてください。

11歳の時に趣味としてバスケットを始めました。最初は週に2、3日程度の練習だったのですが、続けていくうちにバスケットに割く時間がどんどん増えていきました。朝5時起きでトレーニングをしてから学校に行く。家に帰って来てまたトレーニング、という生活を送っていました。

IMGに来てからは指導者も施設も全部揃っていますが、ニューヨークにいた時は練習場所に毎回行かないといけなかったので、お父さんが手伝ってくれていました。

──太原選手はブルックリン出身とのことですが、フロリダにあるIMGアカデミーに入ることになったきっかけを教えてください。

中学3年の夏にIMGのキャンプに参加した時に、今教えてもらっているコーチにスカウトされたのがきっかけです。それを機に家族でフロリダに来て、今年で3年目になります。住み慣れたニューヨークを離れてフロリダに来るのはもちろん簡単ではありませんでした。だからこそ、今は毎日上手くなりたいと思いながら練習をしています。

──IMGの施設やコーチはどうですか?

コーチのシェル(デイリー)は世界で一番のコーチです。他にもコンディショニングコーチやメンタルコーチにも、素晴らしいコーチ陣が揃っています。施設面では、バスケットコートはいつでも使えるし、ウエイトルームも自分がトレーニングしたい時にいつでも使えます。キャンパスは広いし芝生もあって、すべてが素晴らしいですね。

──太原選手の得意なプレー、さらに強化したいところを教えてください。

ボールを最後まで追うことや、ディフェンスでハッスルすることが私の武器だと思っています。エナジーを出すことで、チームに良い影響を与えられるような存在になりたいですね。もちろん全部を良くしたいですけど、今はドリブルとパスを集中的に強化しています。あとはシュート確率を上げられるように取り組んでいます。

ハードワークを続けてきた結果、こうしてIMGに来てバスケットをしています。今はIMGだけでなく、日本代表や大学の準備もしながら練習に励んでいます。目標を達成するためには、毎日ハードワークを続けることが一番。そうやって自分の未来を描きたいと思っています。

太原絵葉

「トム・ホーバスヘッドコーチが見つけてくれた」

──今年からU16日本代表でも活動していますが、日本にはどれぐらいの頻度で来ていますか?

代表のトレーニングキャンプがあるので、月に1回ぐらいのペースで日本に帰ってきています。それ以外でもIMGのスケジュールと折り合いがつけば月1ペースでは帰って来ていて、親戚と会ったりしています。

──アメリカで生まれ育った太原選手が、U16日本代表に招集されたきっかけは?

IMGが参加している大会がカリフォルニアであって、そこでプレーしていた時にトム・ホーバスヘッドコーチが見つけてくれたのが始まりです。その後、代表合宿に参加させてもらって、萩原(美樹子ヘッドコーチ)さんがU16にスカウトしてくれました。

──どういうところが評価されて日本代表にスカウトされたと思いますか?

日本のチームは全体的に小さいから、もちろん身長の部分もあると思います。私はフィジカルが強いし、接触プレーを嫌わないので代表ではフォワードをやっています。ディフェンスでハードワークするところが評価されたと思っています。

──プレー面での日本とアメリカの違いや、文化の違いに戸惑ったことはありますか?

代表に入った時は光栄でした。萩原コーチに会った時は有名人に会えた感じがしてうれしかったです(笑)。日本でプレーして最初に思ったことは、みんなスピードがあるということ。自分もある程度のスピードはありますが、その違いには戸惑いました。それでもIMGでも同じような練習をしているので、すぐに慣れることができました。

文化の面では、言葉の壁がやっぱり大きかったのですが、コーチングスタッフやチームメートが助けてくれたし、チーム全員が仲良しなので全然問題はありませんでした。だから日本代表としてプレーできるのは本当に光栄なことです。一つだけ、日本とアメリカがもうちょっと地理的に近かったらなあ、とは思いますけど(笑)。

太原絵葉

「IMGを卒業したら、大学でプレーをするのが楽しみ」

──学業やバスケット以外の趣味についてはどうですか?

学習面は私の強みの一つです。ナショナルオナーソサエティ(NHS)という点数の良い生徒しか入れないグループがあって、そこに所属しています。ニューヨーク出身なので、ニューヨーク・ヤンキースの大ファンだし、ブロードウェイミュージカルを家族と見に行くのも好きですね。

──今の目標と将来の夢をそれぞれ教えてください。

IMGではGEICOナショナル大会というのがあって、その大会に出場するのが目標です。U16日本代表の目標はやはり勝つことですね。

今後の進路については、今年の夏にアメリカのロヨラ・メリーマウント大学からオファーをもらいました。その大学のコーチングスタッフがすごく素敵で大好きなので、その指導を受けてでプレーするのが楽しみです。目標はもちろんNCAAに行くこと。勝つことが大好きなので目標に向けて頑張ります。

──それでは最後に日本のファンへのメッセージをお願いします。

日本代表でプレーをすることは本当に光栄です。もちろんIMGではたくさん練習していますし、私の性格はとても明るくてフレンドリーなので、皆さんとどこかの会場で会えることを楽しみにして待っています!

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