帰化選手不在の島根に必要だった『第3の外国籍選手』
島根スサノオマジックは11月21日、3人目の外国籍選手となるドゥワン・サマーズと契約基本合意に至ったことを発表した。
サマーズはメリーランド州ボルティモ出身、1988年1月24日生まれの31歳。ジョージタウン大を経て2009年のNBAドラフト2巡目全体35位でピストンズに指名されている。ピストンズでは2シーズンで66試合に出場。その後はニューオリンズ・ホーネッツとクリッパーズで、4シーズンで83試合に出場している。
堀健太郎GMはクラブリリースで「身体能力、フィジカル、バスケットIQ、そしてさらにこれまで島根に一番必要であったスコア能力も高い選手です。身長は203cmと決して大きくはありませんが、当り負けしないフィジカルの強さも非常に魅力的です」とサマーズを紹介している。
またサマーズも次のようなコメントを発表している。「まず、私にBリーグでプレーし、チームの一員となる機会を与えてくださった島根のクラブ関係者の方々に感謝いたします。 日本の生活や文化は素晴らしいと聞いていますので、私と私の家族は、日本での生活を非常に楽しみにしています。 チームをサポートするためにできる限りのことをしたいと思います」
B1復帰を果たした島根は、今シーズン開幕から5連敗を喫したものの、その後は6勝5敗と奮闘している。それでも、2017-18シーズンは序盤戦こそ健闘したものの、その後に相手チームの研究が進むと勝てなくなり、11勝49敗で降格の憂き目に。帰化選手がいないだけに、長いシーズンを戦い抜くためにはブライアン・クウェリ、ロバート・カーターに続く外国籍選手が必要だった。
今シーズンの西地区は混戦模様。これまで他地区との対戦が多かった島根が西地区で波乱を巻き起こせるかどうか。サマーズがどれだけ早くチームに馴染み、活躍できるかが重要となる。
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— バスケット・カウント (@basket_count) November 2, 2019