カーメロ・アンソニー

シーズン中のプレーを確信「2000%間違いない」

フリーエージェントのカーメロ・アンソニーだったが、ようやく契約がまとまりそうだ。

昨年の11月から実戦を離れているカーメロは、オフの間も現役のNBA選手たちとピックアップを続けるなど、いつオファーが届いても大丈夫なように備えていた。『ESPN』によれば、トレイルブレイザーズがカーメロと契約するという。

シーズン開幕前からネッツとの契約が噂されたカーメロは、『TMZ』の直撃取材を受けた際にも、焦ることなく「大丈夫。なんとかなる」の一点張り。コメントを取ろうと食い下がる記者に、彼は「今シーズン中にプレーできると信じている。2000%間違いない」と涼しい顔で答えた。ブレイザーズとの交渉が進んでいたのだとすれば、この発言も納得がいく。

ザック・コリンズが肩の負傷で長期離脱となったことを受けて、ブレイザーズはフロントコートの穴埋めにカーメロの獲得を決めた。『ESPN』によれば、カーメロの契約は現段階では無保証だが、来年の1月7日までに解雇されなければ、という条件付きで保証されるという。『Yahoo Sports』によれば、エースでありリーダーのデイミアン・リラードは、球団からカーメロの獲得を11月13日に伝えられ、サポートを約束したという。

カーメロも35歳になった。現役を続けられるのもあと数年という時期にプレーできていないのは、本人にとっても無念だっただろう。ただ、彼が出場機会を掴むためには、セカンドユニットでの起用を受け入れ、汚れ仕事も厭わない姿勢が肝心だ。

ポジションこそ違えど、レイカーズで再起を果たしたドワイト・ハワードは、身体を絞り込み、元ドラフト全体1位指名選手、そしてオールスター選手という称号をかなぐり捨て、チームから求められた役割をひた向きにこなしている。

ブレイザーズは、チームの絆を重視する球団で、選手、コーチ、スタッフが一つになって戦うチームだ。リラードが歓迎する姿勢を示しているため、問題なく溶け込めるだろう。あとは、カーメロ次第。「2000%」はリップサービスだとしても、ファンは、プレータイム、スタッツを度外視し、愚直にプレーすることで再び輝きを放つカーメロを待っている。

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