ゴードン・ヘイワード

「復帰までにそこまで長くかからないのは幸い」

セルティックスのゴードン・ヘイワードは今シーズン開幕から平均18.9得点7.1リバウンド4.1アシスト、フィールドゴール成功率55.5%、3ポイントシュート成功率43.3%と好調を維持していた。だが、先日のスパーズ戦でラマーカス・オルドリッジと衝突した際に左手を骨折し、およそ6週間の離脱となってしまった。

術後初めてメディアの質疑に応じたヘイワードは、シーズンを棒に振った2年前の大ケガと比較し、「復帰までにそこまで長くかからないのは幸い」と語った。「でも、ただ見ているだけでプレーできないのは残念。チームが開幕から好調だけにね。今回は走ったり、足を使ってコンディショニングを維持できる。それはすごくうれしいし、チームと一緒に行動できるのも良い」

ヘイワードが患部に着けている固定具は着脱式で、リハビリ中も運動が可能になるという。その固定具には、カラフルなペイントが施してある。聞けば2人の愛娘によるペイントだそうだで、ヘイワード家の『アーティスト』が精神的な支えになっているようだ。

「ウチにはシャーロット・ヘイワード、それからバーナデット・ヘイワードというアーティストがいてね」と、父親の顔になったヘイワードは、笑顔でこう答えた。

「僕が好きな子犬、ユニコーン、虹の絵を描いてくれた。紫ではなくて、緑を使ってもらいたかったんだけれど、彼女たちは色に関して譲らないんだ。きっと、アーティストはどうしたってアーティストなんだろうね」