ドワイト・ハワード

「バスケットボール選手としての力を疑問視されたくはない」

レイカーズでプレーするセンターのドワイト・ハワードとジャベール・マギーには、『共通の敵』がいる。2人は先日、その敵へのリベンジについて話し合ったそうだ。

ダニー・グリーンのポッドキャスト番組に出演したハワードは、これまで何度となく『NBA on TNT』の名物コーナー『Shaqtin’ A Fool』で、自分たちの珍プレーをイジったシャキール・オニールを見返す気持ちでいることを明かした。

「ジャベールとは話し合ったよ。彼には、『なぁ、シャックを見返してやりたくないか?』と聞いたら、『そりゃ良いね!』という感じになった。でも、気をつけないといけないことが2つある。一つ目は、彼は警察官のような存在だから、何かを仕掛けたら刑務所に連行されてしまう。そして2つ目は、シャックに何かを嗅ぎつけられたら、それでおしまい。攻撃しながら、絶えず動き続けないといけないんだよ」

まず得意のジョークで場を和ませたハワードだったが、表情を変え、『Shaqtin’ A Fool』で取り上げられたことでポジティブな変化もあったと話した。

「ジャベールとは、こんな話を30分くらいして、ずっと笑っていた。シャックに言われたことを2人で思い出してね。でも、彼にイジられたおかげで、僕たちは努力し続けた。それに、練習場でも、コートでも、いつだって110%の力を発揮しようという気持ちになった。自分たちは、男として、そしてバスケットボール選手としての力を疑問視されたくはないから」

レイカーズとの契約が決まった後、シャックはハワードにエールを送った。そして彼は、マギーに先発を任せ、キャリア初となるセカンドユニットでのプレーに専念し、攻守両面でチームの勝利に貢献し続けている。

今後もシャックに珍プレーを取り上げられてしまうかもしれない。でも2人は、それをレイカーズレジェンドからの檄と受け止め、コート上でのパフォーマンスによるリベンジを誓っている。