新旧の戦力が噛み合って後半に地力の差を見せ付けたアルバルク東京、サンロッカーズ渋谷との『東京ダービー』に快勝!!

2017/09/02
Bリーグ&国内
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文・写真=鈴木栄一

ディフェンスでリズムを作るチームが主導権を握る

9月1日、アーリーカップ『関東地区』の1回戦で、アルバルク東京とサンロッカーズ渋谷が対戦。後半に入って大きく突き放したA東京が88-67で『東京ダービー』を制した。

第1クォーター、SR渋谷は満原優樹、長谷川智也が3ポイントシュートを沈めるが、A東京は竹内譲次がチームを牽引し、21-19と互角の展開となる。しかし、第2クォーターに入るとSR渋谷が堅い守備を展開し、ロバート・サクレがこのクォーターで8得点とインサイドで着実に加点。理想的なプレーで攻守の噛み合ったSR渋谷が35-33で前半を終える。

A東京のルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチは前半の苦しい展開をこう振り返る。「両チームとも出だしから激しい展開で、勝ちたい気持ちが前面に出た試合でした。前半、渋谷さんがアグレッシブなディフェンスをしたのでターンオーバーの数が少し気になったところでした。ターンオーバーから渋谷さんのイージーバスケットにつながり我々のオフェンスリズムが崩れました」

だが、後半に入ると流れは一変、パヴィチェヴィッチは「逆に後半になるとミスを減らし、ディフェンスは継続して激しく、オフェンスは良いリズムで点を取れました」と語る。一方のSR渋谷の勝久ジェフリーヘッドコーチは「我々がやりたいことをアルバルクさんにやられた。自分たちはディフェンスから流れを作るチームですが、アルバルクさんのほうがディフェンスが激しく、思うようなプレーができなかった」と振り返った。

総入れ替えとなった外国籍選手がそれぞれ持ち味を発揮

A東京が堅守でリズムをつかみ、特に竹内がこのクォーターで7得点と、第1クォーターに続いてオン・ザ・コート「1」の時間帯で躍動し、A東京は56-50と逆転して第4クォーターを迎える。

第4クォーターは、勢いに乗ったA東京が攻守でSR渋谷を圧倒。このクォーターで32-17と一方的な展開となり、最終的に21点差をつけての完勝となった。エースの田中大貴が20得点、そして新戦力のジャワッド・ウィリアムスが23得点をマークしている。

外国籍選手を総入れ替えしたA東京、ウィリアムスはベテランらしい落ち着きのあるプレーに加えて6本中3本と高確率決めた3ポイントシュートに期待ができそう。アレックス・カークも巧みなプレーを随所に見せ、大卒ルーキーのランデン・ルーカスはまだ粗削りだがパワフルなプレーでこの先に期待を持たせた。

「今日の勝利により、2戦目は川崎、その次は栃木か千葉との対戦となります。新加入が6名、ヘッドコーチも変わったチームなのでこの3試合はとても価値のあるものとなります」とパヴィチェヴィッチが語るように、A東京にとってこの日の勝利は、シーズン開幕へ向けたチーム強化のためにも有意義なものとなった。