ディアンドレ・エイトン

「多くの方々に悪い影響を与えたことを理解しています」

NBAと選手会(NBPA)が定める反薬物プログラム規定に違反し、リーグから25試合の出場停止処分を科されたサンズのディアンドレ・エイトンが声明を発表し、関係者に謝罪した。

エイトンの声明は、以下の通り。

「家族、サンズの球団関係者全員、チームメート、パートナー、ファン、フェニックスのコミュニティに謝罪させていただきたい。今回の件は故意に犯した過ちではありません。申し訳ないことですが、全く把握していないものを摂取してしまいました」

「多くの方々に悪い影響を与えたことを理解しています。謹んでお詫び申し上げます。チームを失望させてしまい、非常に残念に思っています。今後はNBPAと仲裁手続きを行ない、ポジティブな解決法を見出したいと考えています」

エイトンは、禁止薬物の利尿剤の検査で陽性反応が出た。利尿剤は、パフォーマンス向上薬の使用を隠蔽するために用いられるとして禁止薬物に認定されているが、『ESPN』によれば、検査の結果、エイトンがそれ以外の禁止薬物を使用したことは認められなかったという。そのため、NBPAが間に入り、処分の軽減をリーグに求めていくと見られている。

エイトンは処分期間中もチームの練習に参加できるが、試合開始2時間前には会場を離れなければいけない。

サンズはキングスとの開幕戦に124-95で勝利し好スタートをきったばかりで、同試合で18得点11リバウンド4ブロックを記録したエイトンの長期離脱がチームに与える影響は大きい。処分の軽減が認められるかどうか、続報を待ちたい。