文=鈴木健一郎

船橋アリーナにも『ケタハズレな冒険を』が実現?

千葉ジェッツと株式会社ミクシィのXFLAGスタジオがパートナーシップ契約を発表した。

XFLAGスタジオは。ミクシィの森田仁基社長は同グループの『チケットキャンプ』がサンロッカーズ渋谷とスポンサーシップを締結したことを挙げ、「社としてチームにスポンサードすることでBリーグを盛り上げていく」と宣言した。

スマホの人気ゲームアプリ『モンスターストライク』を中心に様々なエンタテインメントを世に送り出しているXFLAGスタジオは『ケタハズレな冒険を』をスローガンとしている。スタジオ総監督の木村こうきは「普通のことをやっていても面白くない。エンタテインメントとして千葉ジェッツと一緒にバスケットを盛り上げていく」と、パートナーシップが生み出す相乗効果への期待を語った。

契約期間は1年間。スポンサー金額については「ご想像にお任せします」(森田社長)とのことだが、千葉の島田慎二代表は「我々の中ではトップスポンサーの位置づけ」と明かした。

9月1日に開幕するアーリーカップから、千葉のユニフォームの背中には『XFLAG』のロゴが入る。島田代表「今シーズンはアリーナの演出にもめちゃくちゃ力を入れます。そこにXFLAGさんとの相乗効果が出てくるので、期待してください」と自信満々だ。

スポーツエンタテインメントはまだまだ成長の余地がある。Bリーグがスタートして、ようやく本格的な取り組みがスタートしたばかりのアリーナ・エンタテインメントであればなおさらだ。千葉とXFLAGがタッグを組むことで、Bリーグでもトップの動員力を持つ船橋アリーナのエンタテインメントがどのように変化し、進化するのか。今後の展開が楽しみだ。