カイル・クーズマ

「チーム内で3番目にベストな選手」

レイカーズのカイル・クーズマが、10月22日にステイプルズ・センターで行われるクリッパーズとの2019-20シーズン開幕戦を欠場することが分かった。

今年の夏にFIBAワールドカップに出場したアメリカ代表候補でもあったクーズマは、代表合宿中に左足を負傷。その後ケガの状態が悪化し、患部のストレス反応により調整が遅れている。

指揮官のフランク・ボーゲルは、10月20日の練習後、クーズマについて「今は、彼のアクティビティを高めることを考えている。練習量も増やしたい。その上での状態を見る」と、コメントした。

3年目のクーズマは、レイカーズが手塩にかけて育てている生え抜き選手で、オフにチームがペリカンズからアンソニー・デイビスを獲得した際も、球団がトレード要員に加えることを拒んだほど期待されている。

ボーゲルも、クーズマがプレーできる状態に回復すれば、デイビス、レブロン・ジェームズと同時に起用する可能性を示唆している。

「彼はチーム内でも3番目にベストな選手。彼が加われば、やれることも増える。アンソニーを5番に起用して、クーズとレブロン、それからガードでラインナップを組むのも魅力的だが、ウチのセンターは素晴らしい状態にあるので、彼が復帰したら、良い意味で問題を抱えるようになる」

ボーゲルによれば、クーズマにとって次のステップは、スプリントありのフルコート練習への参加か、接触ありのハーフコート練習への参加になるという。

デイビスとレブロンの超強力デュオが中心のチームに欠かせない、クーズマの復帰を待ちたい。