八村塁

フリースローは8本中1本のみの成功に

前回のニックス戦を欠場したウィザーズの八村塁が、プレシーズンマッチ3試合目となるバックス戦に出場した。

スターティング5に名を連ねた八村は、第1クォーター残り4分、外に開いて3ポイントシュートを沈めて最初の得点を記録。その後はシュート精度が上がらず苦戦するも、自身のスティールから走り、豪快なダンクでフィニッシュするなどらしさを見せた。

試合を通して7本のオフェンスリバウンドを含む、10得点12リバウンド3スティールを記録し、プレシーズンマッチで初めてダブルダブルを達成した。

試合後、ロッカールームでのインタビューに応じた八村は「オフェンスでもディフェンスでもまずまずだった。必要な時にリバウンドを取れたしね。今日は、オフェンシブリバウンドが7本だったかな?今日のようなプレーはチームにとっても大事なことで、これからもっと必要になる」と、コメントした。

初のダブルダブルを記録した八村だったが、フィールドゴール成功率は30.8%(13本中4本成功)と低調で、特にフリースローは8本中わずか1本のみの成功(12.5%)とシュートタッチに苦しんだ。

フリースローでの得点は自身の平均得点を伸ばすためにも重要な要素だ。大学3年間の成功率が74.6%と不得意ではないはずだが、このまま失敗が続くとハック戦術の的になりえ、ヘッドコーチとしては終盤の大事な時間帯を任せることを躊躇する可能性もあり、改善が必要だ。

ウィザーズは19日、プレシーズンマッチ5戦目をシクサーズと戦う。