ラメロ・ボール

ボール一家から全体1位指名選手の誕生なるか

オーストラリアリーグのNBLに所属するイラワラ・ホークスと契約したラメロ・ボールに対する評価が上昇している。

まだプレシーズン時期にもかかわらず、『ESPN』は2020年のドラフト指名順予想で、ラメロを全体3位指名に挙げた。

また『ESPN』は、匿名のNBA関係者のコメントも掲載。

「このまま成長し続ければ、全体1位指名候補にならない理由が見当たらない。彼は、私が思っていた選手像を一変させた。コーチ、チームメートからの情報だと、コート外での人間性についても、思っていた選手とは非常に異なる」

父親のラバー・ボールは、ラメロのNBL挑戦について、アメリカの大学に進学してバスケットボールを続けるのではなく、プロとしての経験を積んで2020年のNBAドラフトにエントリーする道を選んだと説明。お得意のリップサービスも忘れず、ドラフト指名順について聞かれると、「1巡目だって?息子は、最初に指名されるよ」と、いつもの『ラバー節』を炸裂させた。

ともかく、NBLでのシーズンでラメロの評価は固まる。2017年のドラフト全体2位でレイカーズから指名された兄のロンゾ・ボールを上回り、全体1位指名選手がボール一家から誕生するかどうか、ラメロのパフォーマンスにも注目が集まる。