3ポイントシュート成功率は3年連続42.5%超え
2018-19シーズンはトレイルブレイザーズの一員として、19年ぶりの西カンファレンス・ファイナル進出に貢献したセス・カリーはこのオフにフリーエージェントになり、マーベリックスと契約した。
カリーにとっては、2016-17シーズン以来のマブス復帰。今月末からはトレーニングキャンプが始まる中、カリーは『Fan Sided』とのインタビューで、マブスでの目標について語った。
「昨シーズンよりも大きな役割を与えられる」と話したカリーは、ルカ・ドンチッチ、クリスタプス・ポルジンギスが中心のチームで、プレーオフ進出に貢献したいと述べた。
「チームメートの力になって、プレーオフ進出に貢献したいね。先発であっても、ベンチからの出場になっても構わない。毎年、より重要な役割を与えられる選手になりたいと思っているんだ」
そして、NBA6年目となったカリーは「今が全盛期」と言う。
「だから、今の自分に大事なのは、状況を見定めること、それから良いプレーをして、プレーオフ進出に力を尽くすことなんだ」
元NBA選手である父デル・カリーから受け継いだシューターとしての能力は高く、カリーは3シーズン続けて3ポイントシュート成功率が42.5%を超えた。マブスでもスポットアップシューターとして起用されるだろうが、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを続けられれば、チーム内での立ち位置も変わってくる。
NBAでプレーし始めた頃には、兄のステフィン・カリーと比較されたこともあった。しかし彼は実力でキャリアを切り開き、現在のポジションを獲得した。マブスの4年ぶりのプレーオフ進出に貢献できるかどうか、そのプレーに注目したい。