決定力が上がれば、最強の2ウェイプレーヤーに!?
アサー・トンプソンは平均失点でリーグ1位を誇るピストンズの堅守を支える要として、強烈な存在感を放っている。圧倒的な身体能力を武器にキャリア通算で平均1.5スティール(昨シーズンは平均2.0スティール)を記録するなど、相手エースを封じ込めるディフェンスのスペシャリストだ。
そのトンプソンが今シーズン、オフェンス面で新たな進化を見せている。『The Detroit Free Press』のオマリ・サンコファ記者によると、チームはトンプソンに対してミドルレンジからのジャンプシュートを積極的に打つよう推奨しており、スタッツにもその変化がはっきりと表れているという。開幕6試合で放った36本のアテンプトのうち、半数近い17本がショートミドルレンジからのシュートだった。
指揮官のJ.B.ビッカースタッフも、この攻撃的なアプローチに全幅の信頼を寄せている。「彼が自分の得意なスポットに進入した時、それをブロックできる選手は誰もいない。実質的に決まるか外れるかだけの勝負だ。オフェンスで彼がアグレッシブになり、相手ディフェンスに警戒を強めさせることが必要なんだ。彼自身が取り組んできたシュートだし、チームとしても彼に積極的に狙ってほしいスポットだ」
開幕前に5年1億5500万ドル(約232億円)の大型ルーキー延長契約を結んだトンプソン。今シーズンはここまで平均27.6分のプレータイムで9.9得点、フィールドゴール成功率52.8%と昨シーズンと同水準だが、直近のセブンティシクサーズ戦で17リバウンドを挙げたように、リバウンド数は5.7から8.6本へと大きく伸ばしている。現在6勝2敗で東カンファレンス3位に位置しているが、トンプソンの高い守備力にミドルレンジの決定力が加われば、ピストンズの進撃はさらに加速するはずだ。
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— Detroit Pistons (@DetroitPistons) October 31, 2026
