ラプターズ戦で3つのオフェンスチャージングを奪う

現地11月2日にレイカーズはラプターズと対戦。第3クォーターまでに104-82と大量リードを奪うが、ベンチメンバーが出場した時間に追い上げを喰らい、試合終盤に主力が戻るアクシデントもあったが131-125で逃げ切った。

今シーズンのレイカーズはレブロン・ジェームズと決別し、ルカ・ドンチッチとオースティン・リーブスを中心としたチームに再編。ジャズからウォーカー・ケスラーを獲得してインサイドに厚みを持たせ、バックコート陣のオフェンス力を最大限に引き出す布陣を作り上げた。ドンチッチはこの試合で45得点6アシストとMVP級の活躍をしたが、それよりもチームの士気を上げたのがディフェンスでの貢献だった。ドンチッチは15本のディフェンスリバウンドと5スティールに加えて3つのチャージングを誘発した。

これには指揮官のJJ・レディックも「彼のディフェンスは素晴らしいよ。ボールマンを抑え込むことに優れているね。彼が私たちと一緒に戦うのはこれで3シーズン目だから、システムについても熟知していて他のチームメートを手助けもしてくれている。何よりも15本のディフェンスリバウンドは驚異的だ」と、守備面での貢献を称賛し、チャージングを取った事についてこう続ける。

「チャージングを取ること自体がリーダーシップを表現する一つだと思う。チームのために身体を張っているわけだからね。彼はただ勝ちたいだけなんだ。オフェンス面での競争心が何度も表に出るのを目にしているけど、彼はディフェンス面でも同様に負けず嫌いなんだ」

ドンチッチはこの発言受けて、こう答える。「やっと(レディックに褒められたん)だよ(笑)。僕が守備で貢献できないと思われている理由はわからない。もちろんNBAで最高のディフェンダーではないけど、今年は本当に一歩前進したと思っている。周囲やメディアが好き勝手に言うのは当然のことだけど、僕のディフェンスが今年は良くなっていることをみんな知っているし、それがチーム全体を助けていると思っているよ」

そしてオフェンスチャージングについても「あのプレーがみんなを奮い立たせるんだ。これまでは、この6〜7年で5回取れたかどうかだったけどね。もっと取れるように上達したかっただけだし、1試合で3回なら悪くないよね」

ドンチッチはこの試合に限らず、ここまで平均37.7得点でリーグのスコアリングリーダーとなっている。オフェンスで貢献すれば、守備面で多少の穴があっても許されるだろう。しかし、彼はチームの勝利のためにさらなる成長を目指す。まだ序盤だが、これまでのスタッツを継続できればシーズンMVPは確実だろう。しかしディフェンス面での評価が上がればプレーヤーとして攻守に渡ってアンストッパブルな存在となる。「MVPと最優秀ディフェンス賞、どちらがほしい?」という記者からの質問にドンチッチはこう答えた。

「両方だね。でも、投票するのは記者のあなたたちだから(笑)」