大型補強も4連敗の茨城は広島、宇都宮、名古屋Dと対戦

Bプレミアが開幕して各チームは4試合を消化した。開幕戦から無傷のチームは早くも群馬クレインサンダーズ、広島ドラゴンフライズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、三遠ネオフェニックスだけとなった。

先週まではこれまでのBリーグのスタンダードと言える、同じチームと2試合を戦う日程だったが、今週からは5日間で異なる3チームと対戦するスケジュールをこなすチームも現れ、Bプレミア特有の醍醐味が味わえる1週間となっている。

大型補強を行い注目チームとなっていた茨城は、開幕から4連敗と苦戦を強いられており、この5日間で行われるホーム3連戦で巻き返しを図りたいところ。しかし、相手は連勝中の広島を皮切りに、宇都宮ブレックス、名古屋Dと強豪が続く。ヴィック・ローは平均22.0得点、10.3リバウンド、4.5アシストとそれぞれでチームトップの数字を叩き出して中心選手の役割を全うしているが、彼以外で平均2桁得点を挙げている選手はいない。また、チームの平均得点も26チーム中21位(76.3得点)と低調なため、各人のステップアップが必要となっている。

10月11日に茨城と対戦する名古屋Dは、中6日での試合となり、2試合を戦って迎える茨城とは疲労面でアドバンテージを持つことになりそうだ。指揮官が交代した今シーズンも堅守は変わらず、スティール部門はリーグ唯一の2桁台を記録している。それを支えているのは2シーズン連続でスティール王に輝いているアーロン・ヘンリーで、今シーズンも平均2.8本でランキング3位に入っている。また、シックスマンとしてディフェンスから流れを変えてきた加藤嵩都は、ここまで平均7.3得点、3ポイントシュート成功率は40.0%とオフェンス面でも貢献し、チームの躍進を支えている。

東地区で唯一4連勝を飾っている群馬は、琉球ゴールデンキングス、長崎ヴェルカ、佐賀バルーナーズとアウェー3連戦に挑む。4日の茨城戦ではスタンリー・ジョンソンが出場しなかったが、リーグ屈指のタレント力を誇るチームは、エースのトレイ・ジョーンズが36得点5リバウド3アシスト2スティールと攻守に渡って躍動。ケリー・ブラックシアー・ジュニアは15得点、藤井祐眞も10得点と続き、86-77で勝利した。また、平均70.3失点はリーグ首位の数字で、チームディフェンスの強度の高さは今シーズンも健在だ。

変則的な日程がチームの勝利、そしてコンディションにどのように影響するか各チームにとって試金石となる今週は、明日から週末にかけて毎日試合が行われるので、ぜひとも応援するチーム以外の試合もチェックしてほしい。

【10月7日〜11日のBプレミア試合スケジュール】