
「立場は変われど目指すべき景色は変わりません」
9月30日に茨城ロボッツは、9月27日に行われた三遠ネオフェニックス戦を最後に現役を引退した平尾充庸がプレーヤーズメンター兼クラブリレーションリーダーに就任したことを発表した。
徳島県出身、現在37歳の平尾は178cm74kgのポイントガード。天理大を経てパナソニックトライアンズに加入し、東芝ブレイブサンダース神奈川(現・川崎ブレイブサンダース)、広島ドラゴンフライズ、バンビシャス奈良でプレー。2017-18シーズンより茨城に移籍し、2022-23シーズンから2シーズン連続でB1ベストフリースロー成功率賞を受賞するなど活躍したが、昨年10月に左膝蓋腱断裂の大ケガを受傷。2026-27シーズンは短期契約で合意し、シーズン中に現役引退することを発表した。
プレーヤーズメンター(PM)とは、これまで選手そしてキャプテンとして積み重ねてきた経験を生かし、チームカルチャーを次の世代へと継承することを目指す。そして選手たちを鼓舞し、一人ひとりに寄り添いながらチーム全体をサポートする役割。同時に就任が決まったクラブリレーションリーダー(CRL)は主にフロント業務のサポートとなっており、クラブの思いをファンやブースター、スポンサー、そして地域の方々へ届ける役割を担う。さまざまな活動を通じてクラブとの繋がり広げ、クラブの価値を高めていくことを主体とする。
代表の川﨑篤之は「平尾充庸は、コートの中だけで茨城ロボッツをつくってきた選手ではありません。どんなに苦境に立たされても前を向き、言葉を発し、時には吠えながら、仲間と共にロボッツの物語を紡ぎ、『ロボッツはあきらめない』を体現してきた『支柱』ともいえる存在です。その平尾が居てくれるからこそできる、『GAME CHANGE』があると確信をしています。PMとして、これまで培ってきたチームカルチャーを次の世代、新しいチームへ受け継いでいく。そしてCRLとして、ファン・ブースター、スポンサー、子どもたち、地域の皆さまのもとへ自ら足を運び、その行動と背中で『I am ROBOTS』の輪をさらに大きくしてほしいと願っています。プロバスケットボールが地域や社会の中で持つ力を、もっと広く、もっと深く。その可能性を、平尾らしく、全力で示してほしい」とエールを送った。
平尾はクラブの公式サイトを通じて以下の通りコメントしている。「引退後も茨城ロボッツに関われることを嬉しく思います。チームサイド、フロントサイドで活動するということで少し不安もありますが、平尾充庸の第2章ということでワクワクしています。立場は変われど目指すべき景色は変わりません。マインドも変わることはありません。私らしく全力で取り組んでいこうと思います。これまでプレーヤーとして培った経験をチームへ。プレーヤーサイドで感じたことをフロントサイドへ。茨城ロボッツと地域の方々の架け橋となり、『I am ROBOTS』の輪がより一層大きくなるよう精進します」