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ホークスはチームを解体し、若返りを図ることを決断

今オフに去就が注目されたフリーエージェント選手のポール・ミルサップが、ナゲッツへの移籍に合意した。交渉の席には、同じデンバーを本拠地に置くNFLブロンコスの選手も現れ、ミルサップの勧誘に全力を尽くした。

新天地での挑戦になるミルサップは、オフに入る前にはホークスへの残留を希望していた。これはマックス契約が提示されると見込んでのものだろうが、実際にはオファーすらなかったことを、『Atlanta Journal-Constitution』に明かした。

「アトランタは、これまでと異なる方針に切り替えた。オファーすら提示されなかったよ。だから結論を出すのは簡単だった。デンバーこそ、僕が契約するチームだったんだ」とミルサップは言う。

「デンバーは、何年も前から自分を獲得しようとしてくれていた。それは僕も分かっていたんだ。ナゲッツのプレゼンは素晴らしかった。とても真剣さが伝わってきたし、話を聞いて僕も居心地が良かった。最終的には、居心地の良さを感じられるチームと契約しようと思っていたからね」

ホークスはオフに入り、ドワイト・ハワードをホーネッツに放出。そしてミルサップまでも手放した。2014-15シーズンには年間60勝を挙げ、プレーオフでも東カンファレンス決勝にまで勝ち進んだが、来シーズンからは5年目のデニス・シュローダーを中心とする新チーム作りに着手する

今オフにはポール・ジョージがサンダーにトレードされ、ミルサップもナゲッツ移籍がほぼ決まりとなった今、NBAの流れはさらに西高東低に傾いている。そんな中ホークスは、レブロン・ジェームズを擁するキャバリアーズが東のトップに君臨する時代ではなく、次の時代の復権を目標にしているようだ。