クラブ一筋18年の地元出身フランチャイズプレーヤー

富山グラウジーズは9月9日、水戸健史が年内限りで現役を引退することを発表した。

富山県出身、現在41歳の水戸は185cm75kgのシューティングガード。高岡商業、近畿大を経て、2008年にbjリーグのドラフト会議で全体2位指名を受けて富山へ加入しプロキャリアをスタートさせた。18シーズンにわたってクラブ一筋でプレーし続けるフランチャイズプレーヤーで、昨シーズンまでのBリーグ通算記録は、1989得点、626アシスト、707リバウンド、313スティールとなっている。

契約期間は2026年12月末までとなっており、12月30日にホームで開催される三遠ネオフェニックス戦をもって、現役を引退する。なお、本人から『若手選手のサポート』『チームとフロントスタッフの橋渡し』『クラブのPR活動への貢献』を担いたいという申し出があり、チーム、フロントスタッフ、ブースターをを繋ぐ役割を担う『クラブキャプテン』に就任することが決まっている。

水戸はクラブを通じて以下の通りコメントしている。

「このたび、富山グラウジーズと年内の短期契約を結び、今シーズンもチームの一員として活動することになりました。そして、年内をもって現役生活に一区切りをつける決断をいたしました。これまで支えてくださったすべての皆さまに、心より感謝いたします。

富山グラウジーズでの18シーズンは、決して嬉しいことや楽しいことばかりではありませんでした。悔しさやもどかしさもたくさん味わいました。それでも、勝利を追い続けた日々、悔しさを噛みしめた試合、そしてブースターの皆さんからいただいた温かい声援や時に厳しい言葉は、自分の人生にとってかけがえのない財産です。

どんな時も背中を押してくださったブースターの皆さん、パートナーの皆さん、ボランティアスタッフの皆さんの存在があったからこそ、ここまで続けることができました。チームメイト、スタッフ、クラブ関係者の皆さんにも、言葉では言い尽くせないほどの感謝があります。地元富山という街で、バスケットボールを通じて多くの方々と出会えたことを、心から幸せに思います。

一度は引退を決意しましたが、クラブと話し合いを重ねる中で、もう一度このチームのために自分にできることをやりたい、最後までグラウジーズの力になりたいという思いが強くなりました。年内という限られた時間ではありますが、今シーズンはプレーヤーとしてはもちろん、クラブキャプテンとしても、若い選手たちのサポートやチームとクラブをつなぐ役割など、自分にできることに全力で取り組んでいきたいと思っています。

18年間の感謝を、最後まで自分らしく、言葉だけでなく行動で示していきたいです」

◾️富山の契約状況(2026年9月9日現在)
【新規】サーディ・ラベナ(海外クラブから移籍)、泉登翔(ドラフト指名選手)、盛實海翔(北海道から移籍)、ラシード ファラーズ(京都から移籍)、ブライアン・アンゴラ(海外クラブから移籍)、ダラル・ウィリスジュニア(海外クラブから移籍)、アミール・シムズ(海外クラブから移籍)
【継続】岡田雄三、田中晴瑛、宮本一樹、葛原大智、宇都直輝、野﨑由之、水戸健史
【退団】藤永佳昭(福井に移籍)、トレイ・ケル(宇都宮に移籍)、ヤニス・モラン、ウィリアムス ニカ(千葉Jに移籍)、ブロック・モータム(海外クラブに移籍)、マシュー・アキノ(鹿児島に移籍)、米山ジャバ偉生(福島に期限付き移籍)
【引退】鎌田隼(千葉Jの通訳兼サポートコーチに就任)