8月30日(日)、「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2 グループE」が開幕し、大阪桐蔭(大阪府)は自校に日本航空北海道(北海道)を迎えました。

大阪桐蔭が目指すのは3年ぶり2度目となる優勝です。今夏、地元開催のインターハイでは2回戦で福井工業大学附属福井(福井県)に19点差で敗れ、悔しさを噛みしめました。それだけに、この「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」に懸ける思いは強く、8月の1カ月間みっちりとトレーニングを積んできました。

市川藤乃ヘッドコーチは今大会へ向けた思いをこう明かします。「全国の強豪チーム相手にトレーニングの成果を試せる貴重な機会です。選手にとっては間違いなくスキルアップに繋がります。その中で泥臭く全員バスケで戦う大阪桐蔭らしさをどこまで発揮できるか。勝たなければ自分たちのバスケは評価されません。結果を残しながら大阪桐蔭のバスケの魅力を発信していきたいと思います」

地元開催とあって、観客席には保護者のみならず中学生のチームも応援に駆けつけ、大阪桐蔭は気合十分で試合に臨みました。チームの生命線である強度の高いディフェンスをティップオフ直後から徹底し、気迫と勢いで相手を凌駕します。前からの激しいマンマークディフェンスが面白いほどに機能し、何度もボールを奪取。速攻からのイージーレイアップやフリーでのミドルジャンパーを多く決め、第1クォーターで25-8と圧巻の内容を披露しました。

第2クォーターでは対策を講じてきた日本航空北海道にペースを握られる時間帯もあり、一時は8点差まで詰め寄られますが、相手の時間帯にもリバウンドやルーズボールに食らい付くことで踏ん張ります。そのハッスルプレーで存在感を示したのがキャプテンの松葉美緒選手であり、175cmのセンター申俐華選手でした。

とりわけ、ボールを奪った瞬間のオフェンストランジションはこの1カ月の練習で磨いてきたことの一つで、松葉選手は素早い出足から何度もブレイクを決めていました。一方の申選手は相手の留学生プレーヤーにも押し負けずに渡り合い、タイミングの良いジャンプでリバウンドを制して速攻の起点となりました。

後半は1年生の左近充遼選手や原口侑芽選手もプレータイムを得る中でディフェンスの強度を落とさず、オフェンスでは全員が動き回るパッシングバスケを展開。最後まで運動量を落とさず、最終スコア89-68で快勝を飾りました。

白星スタートを切った大阪桐蔭ですが、市川ヘッドコーチは選手たちを「もっとやれる」と見ており、「突き放せる場面で突き放せていない。取れるルーズボールを取れていない」と、勝って兜の緒を締めます。

とりわけ市川ヘッドコーチが期待を寄せているのがキャプテンの松葉選手と副キャプテンの申選手です。「もともと優しい子たちなので、試合では気持ちの弱さが出てしまいます。もっと強い気持ちをもってプレーしてほしいです」

松葉選手と申選手はメンタル面の課題を自覚しており、この「U18日清食品トップリーグ2026」を通じて、その課題克服に取り組んでいくつもりです。松葉選手は「自分がミスをして落ち込んでしまったら、チームも落ち込んでしまうので、どんな時も声を出して発信し続けていきたいと思っています」と決意を語ります。申選手も「強豪相手に戦う姿勢を見せていくことを一番に意識しています」と続けます。

2人は寮生で、休みの日には一緒に買い物に行くなど常に行動をともにしているそうです。固い絆で結ばれたキャプテンと副キャプテンが変われば、チームも良い方向に変わることができる──。インターハイで味わった悔しさを払拭するためにも、2人は協力し合いながら『変わること』にチャレンジしていきます。

▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽

「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」 は、チケットのご購入・お申込なく、どなたでもご観戦いただけます。ぜひ会場で熱い応援をお届けください!
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン2」競技日程

※「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」のチケットについては、チケット概要の通り、ご購入・お申込(中学生以下は無料)を受付しています。JBA LINE公式アカウントを、お友だち追加してチケットをご購入・お申込ください。また、日本中を “沸かす” U18世代国内最高峰の戦いを放送・配信でもご観戦ください。
「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」放送・配信情報